第6講 数独作成アプリVer.1にライン排除確定を組み込む
第2話 数独を確定法で解く方法について
第1話でリスト構造解析が
1,2,3,4,5,6,8,9,},mx(i, j) = 7
であっても確定するセルがあることを紹介しました。
セルを確定していくには、
ライン排除確定以外にもいろいろな考え方があります。
詳しくは私のサイトのページ数独のシンプルな解き方・簡単な解法の研究
を参照して頂きたいと思いますが、
ここでも簡単にまとめておき、
今後どのように数独作成アプリVer.1を改善していくのか、
全体像が見えるようにしておきます。

原理と方法

 概要   概要 
原理1   ライン排除 
原理2   ライン反照排除 
原理3    ブロック排除
原理4   1:1対応確定と排除 
 方法    セルリスト絞り込み
原理5   #排除 

原理1のライン排除とは、
同じ行または列に同じ数字を入れてはならない・・・というルールを視覚的に示すものです。
セルに入っている数字が同じ行または列にその数字の入る可能性を排除している・・・
のでライン排除です。
t
ただ、ルールを言い換えただけですが、
視覚的イメージはとても大きいのです。
数独初心者は、これを知るだけで数段レベルアップすることになります。
次の、原理3のブロック排除も
q
同じブロックにも同じ数字は入れてはならないという数独のルールを、
視覚的に示したものです。
これも威力を発揮します。
w
赤のセルは1に確定しますね。
原理2のライン反照排除とは、
e
6は緑のセルいずれかに入ることが確定する事態をいいます。
どうしてですか。
皆さん頭の中で言葉にして説明して下さい。
例のよって30行下に答を書きます。































r
6のライン排除によって一番右側のブロックの
オレンジのセルのどれかに6が入ることが確定します。
そのことによって、新たな6のライン排除(ピンク)
が発生して、緑のいずれかに6が入ることが確定します。
今回は、1つのセルには確定しませんが、
青とピンクのリストから6が外されますので、
mxがそれぞれ1つずつ減る可能性があります。
いくつかのセルから構成されるty
を私はセル群と呼びます。
セル群はこの例のようにつながっている必要はありません。
つまり、離れていても良いのです。
どうしてこんな話をするかと申しますと、
次の原理4である1:1対応確定と排除について
説明するときに必要だからです。
原理4は、
u
オレンジのセルに{
1,2,3,4,5,6,7,8,9
1,2のみがリストされるとき、
そのセル群に1または2が入ることが確定し、
それによって1と2のライン排除が起きることを指しています。
今回1つのセルに確定するわけではありませんが、
青のセルのリストから1,2が外れることによって、
各mxが2つ減る可能性があり、
場合によっては確定セルが発生します。
確定セルが発生しなくても1:1確定排除を繰り返していけば、
確定セルが発生する確率は高くなるのです。

次の方法セルリスト絞り込みは、
第4部の講義でいうリスト構造解析です。

最後の原理5:#排除とは、
i
行Aの1が入るセルがオレンジしかなく、
また行Bについても1の入るセルがオレンジしかない場合、
#上に1の排除が起きること示しています。
なぜなら、もしACに1が入るとしたら、
1のライン排除によって、1の入る場所はBDに決定します。
すると1のライン排除によって、#上に排除が起きます。
逆に、ADに1がはいるとすると、BCに1が入ることが確定して、
同じく#上の排除が発生します。

今の例はC列とD列のオレンジにしか1が入らないケースも、
同様な論理で#排除が発生します。

方法についてはすでに数独作成アプリVer.1に組み込んであります。
この後は、5つの原理を組み込んでいきます。
第6講では、ライン排除確定を組み込みんでいきます。

t



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