第4講 数独作成アプリVer.1開発その2
第3話 疑似疑似作成ソフトは何故エラーを起こす場合があるのか?
問題は、Sub klk(g As Integer)にあります。
この局所リスト解析プロシージャを改良しないと、
エラーを起こす場合があるという欠陥を改善できません。
いったい何が問題なのでしょうか。
第32講の第3話で出した事例
をみてください。赤に2を入れると破綻します。
理由は
緑のブロックには、2を入れるセルがなくなってしまいます。
どのブロックにもどの行にもどの列にも1から9までの数字を1つずつ入れる・・・
これが数独のルールですから、
赤いセルに2を入れたときに破綻するわけです。
(よく見るとこの図には他にも破綻している場所があるかも知れませんが、
あくまで説明のための図だと好意的に見て下さい。)
そもそも疑似疑似作成ソフト
は試行錯誤で問題を配置するソフトです。
ですから、最初から破綻を前提に考えられたソフトなのに、
破綻した場合の対策がされていない・・・
破綻しているのにそのままセルを進めれば、
とエラーしてしまうのです。
つまり、
Sub sds(g As Integer) '数独作成プロシージャ
Dim i As Byte, ii As Byte, iii As Byte
ii = Int(Rnd * mx(y(g), x(g)))
For i = 0 To mx(y(g), x(g))
iii = (i + ii) Mod (mx(y(g), x(g)) + 1)
p(y(g), x(g)) = rlst(y(g), x(g), iii)
klk (g) '局所リスト構造解析プロシージャ
If g + 1 < hintosu Then
sds (g + 1)
If cn = 1 Then Exit Sub
Else
hyouji '問題表示プロシージャ
cn = cn + 1
Exit Sub
End If
Next
p(y(g), x(g)) = 0
End Sub
Sub klk(g As Integer) '局所リスト構造解析プロシージャ
に問題があるのです。
今のままだと破綻していても
If g + 1 < hintosu Then
sds (g + 1)
If cn = 1 Then Exit Sub
Else
hyouji '問題表示プロシージャ
cn = cn + 1
Exit Sub
End If
によって、先のセルに進んでしまうのですから、
未来においてセルに入れる数字がない!!!
という事態が発生するのです。
問題解消は、
局所リスト解析プロシージャをSubプロシージャではなく、
Functionプロシージャにして、
破綻しているときは0を返し、破綻していない場合には1を返すようにして、
For i = 0 To mx(y(g), x(g))
iii = (i + ii) Mod (mx(y(g), x(g)) + 1)
p(y(g), x(g)) = rlst(y(g), x(g), iii)
If klk(g) = 1 Then '局所リスト解析プロシージャ
If g + 1 < hintosu Then
sds (g + 1)
If cn = 1 Then Exit Sub
Else
If g + 1 < n * n Then
nck (g + 1)
sds (g + 1)
If cn = 1 Then Exit Sub
Else
hyouji '問題表示プロシージャ
cn = cn + 1
Exit Sub
End If
End If
End If
hukugen (g)
Next
とすれば良いわけです。
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