第5講 サブプロシージャを理解しよう
第9話 引数
プロシージャ内で宣言=定義した変数はすべてローカル変数です。
ということは、プロシージャfで宣言した変数は、
他のプロシージャで使えないのでしょうか。
そうではありません。
使う方法があるのです。
それが引数(ひきすう)です。
第8話のコード添付ファイルを開いて
コードを次のように変更して下さい。
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim a As Integer 'aは整数を入れる整数
a = 10 'aは整数を入れる整数
Cells(4, 1) = a
f (a)
End Sub
Sub f(a As Integer)
Cells(5, 1) = a
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
Rows("4:2000").Select
Selection.ClearContents
Cells(1, 1).Select
End Sub
それで実行ボタンを押すと、
とaが使えていることが分かります。
f (a)のaをプロシージャの引数と呼ぶのです。
引数は複数付けることが出来ます。
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim a As Integer, b As Byte 'aは整数を入れる整数 bはByte型の変数
a = 10 'aは整数を入れる整数
b = 5
Cells(4, 1) = a
Cells(4, 2) = b
Call f(a, b)
End Sub
Sub f(a As Integer, b As Byte)
Cells(5, 1) = a
Cells(5, b) = b
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
Rows("4:2000").Select
Selection.ClearContents
Cells(1, 1).Select
End Sub
実行画面
ただし、複数の引数を付ける場合には、
Call が必要になります。
これは関数fをコールする=呼び出すという意味です。
関数fをコールするは、関数fに仕事を命じることです。
引数が1個のときは、Callなくても呼び出しであるとVBAの方で判断してくれます。
ですから、引数が1個のときはCallを省略できるのです。
ただ、
f a, b
とすると、引数が複数でもCallを省略できます。
引数については、もうひとつ注意事項があります。
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