第2講 変数を理解しよう

第9話 =の意味
j
を変数1個で実現するプログラム主要部分再掲
Private Sub CommandButton1_Click()

  Dim a As Integer
  a = 0
  a = a + Cells(4, 2)
  a = a + Cells(5, 2)
  a = a + Cells(6, 2)
  a = a + Cells(7, 2)
  a = a + Cells(8, 2)
  Cells(9, 2) = a

End Sub

  a = 0
はすでに解説した通り、aという名前のついた整数を入れる箱に、
0を入れるという操作です。
問題は、

  a = a + Cells(4, 2)
この行以下です。
数学の等式なら、両辺に違いはありませんでしたが
プログラミングでは右辺と左辺では意味が違うのです。
右辺のaとCells(4, 2)(これも実は変数=ものを入れる箱です。)は、
それぞれの箱に入っている中身を参照する=中身を見るということです。
それぞれの箱に入っている中身を参照して、足しなさいと言う意味なのです。
そして、その合計を改めてaという箱に入れ直しなさいということになります。
j
すなわち、0と25を足した25をaの箱に
改めて入れるということなのです。
図にすると、
7
そして、25が箱に入れられた結果0ははじき飛ばされて消滅して、
aの中身は25に変わります。
つまり、aの中身を加工できるのです。

第4話で、変数の便利な点を
とりあえず、
@ 再利用が出来る
A 演算処理が出来る
としておきましょう。

とかきましたが、実はより強力な
B 加工が出来る
が加わります。
このBに、後に学ぶFor文やIf文を組み合わせれば、
推薦書自動作成マクロを作ることは夢ではありません。
「明るい」「粘り強い」など単語を入力するだけで、
自動的に推薦書が出来るプログラムを作ることは、
そんなに困難な課題ではありません。


加工を使って、第6話で作った性格診断プログラム
Private Sub CommandButton1_Click()

  Dim a As String, b As String, c As String, d As String
  Dim x As String, y As String, z As String
  Dim p As String, q As String

  v = "太郎"
  w = "花子"
  x = "次郎"
  y = "京子"
  z = "一郎"
  a = "明るい"
  b = "前向き"
  c = "粘り強い"
  d = "優しい"
  
  p = "は"
  q = " "
  
  Cells(5, 1) = x + p + a + q + d
  Cells(6, 1) = y + p + b + q + c
  Cells(7, 1) = x + p + b + q + d
   
End Sub
(参考ダウンロード添付ファイル
を書き換えましょう。
もちろん、書き換えの仕方は無数にありますから、
どうか書き換えてもプログラムが正確に動けば、
正解ということになります。
ですが、変数を減らすという観点から取り組んで下さい。



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