第2講 変数を理解しよう

第8話 表の合計を変数1個で行うマクロ
j
を変数1個で実現するプログラム例
Private Sub CommandButton1_Click()

  Dim a As Integer
  a = 0
  a = a + Cells(4, 2)
  a = a + Cells(5, 2)
  a = a + Cells(6, 2)
  a = a + Cells(7, 2)
  a = a + Cells(8, 2)
  Cells(9, 2) = a

End Sub


Private Sub CommandButton2_Click()

  Range("B9").Select
  Selection.ClearContents
  Cells(1, 1).Select
  
End Sub
(参考ダウンロード
添付ファイル


あれっ?!
  a = a + Cells(4, 2)
っておかしくない?
と疑問に思うのは当然です。
変数が、数学と同じだったらこんなことはあり得ません。
左辺のaを移行して計算したら、
  0 = Cells(4, 2)
  0 = 25

でおかしなことになってしまいますから。
変数も=も数学のものとは違うのです。
では、どのように違うのでしょうか。
この違いは今後の学習に関わる重要な話ですので、
独立させ次話で説明します。


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