第5講 メソッド=部下(社員)=子分の学習
第5話 実例
いくら詳しく説明されても、
実例がないとピンと来ませんよね。
本サイトの特徴の1つは、
実例から学ぶ!、事例から学ぶ!
です。
インターネットや書籍の中にすばらしいページがたくさんありますが、
私が、一番に探すのは、
具体例です。
具体例を見てから、説明を読んだ方が理解が早いからです。
前話の説明が分かる簡単な実例を示しましょう。
#! ruby -Ks
a=5
print "社長のa=",a,"\n"
def f
a=10
print "社員fのa=",a,"\n"
end
f
print "社長のa=",a,"\n"
参考ダウンロード添付ファイル
実行結果
社員fがaに10を入れたのに、
最後の行
print "社長のa=",a,"\n"
によって画面に示されたのは
社長のa=5
でした。
ですから、同じ名前の箱でも、
社長の箱と社員fの箱では、
別の箱であることが分かります。
つまり、社長の箱の中身が部下によって勝手に書き換えられてしまう心配はないのです。
コードを次のように変更しましょう。
#! ruby -Ks
a=5
print "社長のa=",a,"\n"
def f
a=10
print "社員fのa=",a,"\n"
end
f
print "社長のa=",a,"\n"
a=7
print "社長のa=",a,"\n"
f
参考ダウンロード添付ファイル
実行結果
社長の箱の中身が社員によって帰られてしまう心配がないだけでなく、
逆に社員fの箱の中身が社長によって置き換えられてしまう心配もないことが分かります。
さらに、コードを次のように変更しましょう。
#! ruby -Ks
a=5
print "社長のa=",a,"\n"
def f
a=10
print "社員fのa=",a,"\n"
end
f
print "社長のa=",a,"\n"
a=7
print "社長のa=",a,"\n"
f
def g
a=9
print "社員gのa=",a,"\n"
end
g
f
参考ダウンロード添付ファイル
別の社員gによっても、
社員fの箱の中身をすり替えられてしまう心配がないことが分かります。
変数名が同じでも、変数の中身がメソッドによって書き換えられてしまう心配がない!
ですから、それぞれのメソッドの開発を任されたプログラマーは、
自分のメソッドの開発のみに専念すればよいことになります。
さて、それでは社長または社員が自分専用の箱を貸して、
他の社員にその箱を使って仕事をするように依頼することは出来ないのでしょうか。
答は、イエスです。
ではどのようにすればよいのでしょうか。
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