第2講 変数と定数
第4話 データを累積にして行くには?
それでは、
太郎は
太郎は花子を
太郎は花子を愛している。

のように累積させるにはどうしたらよいでしょうか。
実はコードは次のようになります。
#! ruby -Ks
a="太郎は"
puts a
a=a+"花子を"
puts a
a=a+"愛している。"
puts a
参考ダウンロード添付ファイル
(以降、参考ダウンロード添付ファイルを入れていきます。
タイピングが面倒なときは、
クリックして自分が使っているフォルダに保存して下さい。)

初心者の方には、謎のコードです。
a=a+"花子を" 
=を数学のイコールの意味に取れば、
これはあり得ません。
左辺のaを右辺に移項すれば、
0="花子を"  
ということになってしまいます。
(ごめんなさい。ここの説明は、小学生には分かりませんね。
中学校に行って、方程式を学ぶと説明の意味が分かります。
なぜ、おかしいかは5=5+3のような式を考えれば分かります。
=を等しいという意味に取ると、矛盾していること、
分かるでしょ。)

実はプログラミングの=は決して数学のイコールではないのです。
a="太郎は"
はaという箱に『太郎は』という内容入れる操作です。
ですから、
a="太郎は" 

a←"太郎は" 
のようにイメージした方が良いのです。

では、
a=a+"花子を" 
はどう考えるべきでしょうか。
あくまで
a←a+"花子を"  
ですから、
b
左辺は、aの中を参照(中身を見るあるいは中身を取り出すという意味です。)して
それに花子を加えてから、
改めて箱aに代入しなさいということになります。
c
すでに入っていた『太郎は』は『太郎は花子を』によって
外にはじき出され消滅します。

以下、
a=a+"愛している。"
puts a
については解説はいりませんね。

今回学習したことを活かして、
変数wを1つだけ用意して、
1から10までの和の計算を行うプログラムを考えましょう。
w=0
もちろん、w=1からはじめてもいいのですが、
基本的には最初は0に初期化しておきます。
ただし、積を考えるときなどは1に初期化することになります。
0には何をかけても0ですから、1に初期化するのです。
初期化という専門語を使いましたが、
最初の代入を初期化といいます。

代入とは箱に数字や文字を入れることでしたね。



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