第10講 素数探索
第7話 素数探索プログラムの探索対象からさらに3の倍数を外すと?
#! ruby -Ks
hj=Time.now
def sh(a)
if a==1 then
return 0
end
b=a**(1/2.0)
i=0
while x[i]<=b
if a%x[i]==0 then
return 0
end
i+=1
end
return 1
end
x=[2]
print " ", x[0]," "
x[1]=3
print " ", x[1]," "
cn=2
for i in 5.step(10000,2)
if i%3!=0 && sh(i,x)==1 then
if i<10
print " ", i," "
else
if i<100 then
print " ", i," "
else
if i<1000 then
print " ", i," "
else
print i," "
end
end
end
x[cn]=i
cn+=1
if cn>1 && cn%20==0 then
print "\n"
end
end
end
ow=Time.now
print "\n"
print "見つかった素数の個数は",cn,"個です。\n"
print "素数探索時間は",ow-hj,"秒です。\n"
参考ダウンロード添付ファイル
実行結果
バージョン1の場合
バージョン2の場合
バージョン3の場合
バージョン4の場合
バージョン5の場合
今回
残念ながら、バージョンアップとは認定できません。
今回の試みを改善するために、
奇数を3つに分類します。
3,9,15,21,27,33,・・・
5,11,17,23,29,35,・・・
7,13,19,25,31,37,・・・
分類基準は何であるか分かりますか。
答は30行下。
答え
3,9,15,21,27,33,・・・
5,11,17,23,29,35,・・・
7,13,19,25,31,37,・・・
第1グループ−−−3で割ったときに余りが0(すなわち3の倍数)
第2グループ−−−3で割ったときの余りが2
第3グループ−−−3で割ったときの余りが1
検索対象は、第2グループと第3グループに実で良いですね。
この点に注目すると、
for i in 5.step(10000,2)
を
for i in 5.step(10000,6)
とすることが出来ます。
改良しましょう。
結構難しいですよ。
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