第10講 素数探索

第6話 素数探索プログラムを素数でのみ割る
バージョン4の場合
バージョン4
を実現するプログラム例
#! ruby -Ks
hj=Time.now
def sh(a)
 if a==1 then
  return 0
 end
 b=a**(1/2.0)
 i=0
 while x[i]<=b

  if a%x[i]==0 then
   return 0
  end
  i+=1
 end
 return 1
end
cn=0
x=[2]
for i in 1..10000
 if sh(i)==1 then
  if i<10
   print " ", i," "
  else
   if i<100 then
    print " ", i," "
   else
    if i<1000 then
     print " ", i," "
    else
     print i," "
    end
   end
  end
  
x[cn]=i
  cn+=1
  if cn>1 && cn%20==0 then
   print "\n"
  end
 end
end
ow=Time.now
print "\n"
print "見つかった素数の個数は",cn,"個です。\n"
print "素数探索時間は",ow-hj,"秒です。\n"
参考ダウンロード添付ファイル

解説
x=[2]
を入れないとエラーします。
つまり、
x=[0]
ではエラーします。
x=[2]は、
配列を用意して、
x[0]=2
に初期化するという意味でしたね。
  x[cn]=i
があるのに、
なぜ始めに
x[0]=2
としておく必要があるのでしょうか。
理由は、
 i=0
 while x[i]<=b

にあります。
最初、iは0ですから、x[i]はx[0]ですから、
x=[2]
が入っていないと、
代入されていないx[0]が使われていることになりエラーします。




バージョン1の場合
旧バージョン
バージョン2の場合
新バージョン
バージョン3の場合
新新バージョン
バージョン4の場合
バージョン4
さて、さらにバージョンアップは出来ないでしょうか。
2を除けば、偶数は素数ではありません。
また、1も素数ではありません。
それならば、
for i in 1..10000
検索対象を
1から10000とするのではなく、
for i in 3.step(10000,2)
3以上の奇数に限定したら探索が速くなるでしょうか。



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