第3講 C言語の基本
第3話 箱(変数)について
コードを次の様に変更してください。
#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
int main(){
  int a; //整数を入れる箱aを用意
  a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
  printf("%d\n",a); //10を表示
  return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
コピペ用添付ファイル
Ctrl+F5をすると、
実行画面が
10
(以降実行画面は、画像ではなく上の様に
で描きます。)
となります。

  int a; //整数を入れる箱aを用意
は変数の宣言といわれます。
内容は、整数を入れる箱を用意してその箱の名前をaとするという意味です。
yy
intはinteger(整数)の頭3文字をとったもので、
intが箱のタイプ(型)=何を入れる箱かを示します。
aは整数型の変数と呼ばれます。
箱(変数)には必ず型があります。
つまり、箱は用途が決まっていて、
整数専用の箱、実数(小数)専用の箱、文字専用の箱などと入れるものが決まっていて、
それ以外のものは入れられません。
例えば、文字専用の箱に整数を入れようとするとエラーします。
整数専用の箱に、実数を入れることはできますが、
小数第1位以下が切り捨てられて、整数に丸められてしまいます。
結局整数専用の箱には、整数しか入れられないのです。
変数型のことをデータ型ともいいます。

ゲームプログラミングでは、この箱の名前を
int g_lasttime;
等と書いたりしますが、
このように書かれると初心者はg_lasttimeという単語自体に何か意味があると、
誤解してしまいます。
ですが、意味などありません。
箱を用意してただ箱の名前をg_lasttimeと名付けただけです。
ですから、本講義では変数名や関数名自体には、
他と区別する以外の意味はないのだということを強調するために、
2文字以下(基本1文字)かローマ字で変数名を書きます。
単に犬といったのでは、
自分の家の犬か他の家の犬か、
区別が付かないのでポチとかハチとか名前を付けますね。
名前には他と区別する以外の意味はないのです。
私の名前は『勝一』で、一番にかつという意味だする人もいますが、
実際にはただのこじつけで、意味はありせん。
現実に、どちらかというと私はいつも負けています(笑)。

本当は全角の文字が使えれば理想なのですが、
C言語は""内以外はすべて半角英数で書くことを絶対原則としています。
そして、基本は小文字です。
変数名などには大文字も使えますが。
何の変数であるかわかる様に
int 整数を入れる箱;
のようにして箱(変数)の名前を『整数を入れる箱』などすることができればよいのですが、
半角英数の禁則に反していてできないのです。

  a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
代入といわれる操作で、
001
002
箱に10を入れています。

  printf("%d\n",a);
が謎の一文ですよね。
これは、
003
aの中に入っている整数が%dのところに代入されて表示されているのです。
%dはその値を10進数で表示するように指定しています。
%xとすると、16進数で表示されます。
ごめんなさい。進数については後に説明しますので今は気にしないでください。

ここで皆さんに問題です。
  a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
  printf("%d\n",a); //10を表示
の2行に出てくるaは同じ箱yyでしょうか。

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002

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