第3講 C言語の基本
第4話 参照について
コード再掲
#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
int main(){
int a; //整数を入れる箱aを用意
a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
printf("%d\n",a); //10を表示
return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
コピペ用添付ファイル
a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
printf("%d\n",a); //10を表示
の2行に出てくるaは、実は同じではありません。
2行目のaは箱そのものですが、
3行目のaは、箱の中身10です。
ですから、aは箱そのものを示す場合とその箱の中に入っているものを示す場合と、
2つあるのです。
a=10; //整数を入れる箱aに10を入れる。
にように=の左側にあるときには、
箱そのものを示し、それ以外では箱の中身を示します。
中身を見ることを参照といいます。
中身をみると書きましたが、
実際上は箱の中身(今は10)をコピーして使うと考えた方がよいでしょう。
コードは次の様に変更することができます。
#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
int main(){
int a; //整数を入れる箱aを用意
a=1; //整数を入れる箱aに5を入れる。
a=a+2;
printf("%d\n",a); //箱aの中身を表示
return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
コピペ用添付ファイル
実行画面
3
中学生以上に人にとっては、
a=a+2;
は謎の一文です。
小学生に人は疑問には思わないでしょうが。
でも、すでに書いた参照にその謎を解く鍵があります。
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