第3講 C言語の基本
第2話 社員(関数)について
#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
void f(); //社員(関数)f()を採用
void g(); //社員(関数)g()を採用
int main(){
  f(); //社員f()に挨拶をしなさいと命じている。
  g(); //社員g()に挨拶を返しなさいと命じている。
  return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
void f(){ //挨拶をする社員
  printf("おはようございます。\n");
}
void g(){ //挨拶を返す社員
  printf("今日はよい天気ですね。\n");
}
コピペ用添付ファイル
実行画面
002

では、コードについて1行1行解説していきましょう。
社長が採用した社員がf()とg()で、
さらに秘密の道具箱から、社員printf()を借りてきていますので、
社長を含めて、4人の会社になっています。
void f(); //社員(関数)f()を採用
void g(); //社員(関数)g()を採用
の2行はわかりやすく採用としましたが、
より正確に言うと使う社員の紹介です。
これをプロトタイプ宣言といいます。
#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
void f(){ //挨拶をする社員
  printf("おはようございます。\n");
}
void g(){ //挨拶を返す社員
  printf("今日はよい天気ですね。\n");
}
int main(){
  f(); //社員f()に挨拶をしなさいと命じている。
  g(); //社員g()に挨拶を返しなさいと命じている。
  return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
と記述すれば、プロトタイプ宣言は省略できますが、
私は、プロトタイプ宣言をする書き方の方が好きですし、
皆さんにもプロトタイプ宣言をする書き方をおすすめします。
理由は、main()が社長であり、司令塔であるからです。
少し言い方を変えると、プログラム全体の設計図に相当するのが、
main()です。
プログラムの全体像は、やはり最初に見せたいですよね。

  f(); //社員f()に挨拶をしなさいと命じている。
  g(); //社員g()に挨拶を返しなさいと命じている。
がプログラムの全体像です。
このプログラムの内容が、わかります。
main()の仕事は、基本的には社員=部下に仕事を命じるだけです。
管理者の資質は、部下を信頼して部下に仕事を任せることです。
main()も信頼して仕事を任せるべきです。

void f(){ //挨拶をする社員
  printf("おはようございます。\n");
}
void g(){ //挨拶を返す社員
  printf("今日はよい天気ですね。\n");
}
が仕事の内容です。
プロトタイプ宣言は、社員名の紹介にすぎないのに対して、
こちらは社員が行う仕事内容が示されています。
もちろん、普通は1行ではなく場合によっては、
何十行に渡ります。
社員f()もg()も自分で仕事をするのではなく、
社員printf()に仕事を依頼しています。
仕事の依頼内容が()内の""で挟んである部分に書かれています。
社員printf()の仕事は、""内の文字をコンソール画面に表示することです。
では、printf()の仕事内容はどこに書いてあるのでしょうか。
答えは行下。























答え 
stdio.hというヘッダ・ファイルに書いてあります。


#include<stdio.h> //秘密の道具箱から、printf()という社員(関数)を借りるために必要
int main(){
  printf("おはようございます。\n");
  printf("今日はよい天気ですね。\n");
  return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
でも実行画面は同じですが、それぞれの社員の仕事内容が数十行に及ぶ場合は、
int main(){
  f(); //社員f()に挨拶をしなさいと命じている。
  g(); //社員g()に挨拶を返しなさいと命じている。
  return(0); //プログラムを閉めるためのお呪い
}
のように組んだ方が、プログラムが見やすくなります。
わかりやすくプログラムのコードを書く!
これはプログラミングの絶対鉄則です。
わかりやすくするということが関数を使いプログラムを組んでいく理由の1つです。

そのほかにもメリットがたくさんあります。
では、具体的になんでしょうか。
その話しをするために文字や数字を入れる箱(変数)について語らなければなりません。


第1話へ   第3話へ
 
002

初心者のための excel 2016 マクロ VBA 入門講義 基礎から応用まで
vc++ c言語 c++ 入門 初心者 基礎から応用まで
eclipse c++ 入門
魔方陣 数独で学ぶ VBA 入門

数独のシンプルな解き方・簡単な解法の研究
VB講義へ
VB講義基礎へ
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual C++入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual Basic入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVBA入門講義(基礎から応用まで)
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第1部
eclipse java 入門
java 入門 サイト 基礎から応用まで
本サイトトップへ