第2講 文字や数字を入れる箱(変数)の学習
第13話 様々な計算記号と略号
この話題は変数の話題に直結しませんが、
この機会にいろいろな計算の記号や略号などをまとめておきます。
各種のプログラム言語でも、
足し算や引き算は算数や数学と同じ+と-を使いますが、
かけ算記号×と割り算記号÷は使いません。
理由は、どのプログラム言語でも原則半角文字しか使わないからです。
では、かけ算はどの記号を使うのでしょうか。
*です。アスタリスクと呼びます。
実例
#include<stdio.h>
int main(){
int a,b;
a=3;
b=5;
printf("3×5=%d",a*b);
}
コピペ用添付ファイル
実行結果
割り算記号÷は、プログラム言語では/を使います。
/をスラッシュといいます。
実例
#include<stdio.h>
int main(){
float a,b;
a=3;
b=5;
printf("3÷5=%f",a/b);
}
コピペ用添付ファイル
実行結果
次に比較演算子について説明します。
=はプログラム言語では、イコールを意味しません。
これは、箱に値を入れること=代入を意味しました。
ですから、=は←をイメージした方が良かったのですね。
では算数や数学の=に相当するものは、
何でしょうか。
C言語ではaとbが等しいということを
a==bと表します。
では、aはbより大きいはなんでしょうか。
a>bです。これは算数や数学と変わりありません。
すると当然aはbより小さいは、
a<bです。
ではa≦bはどうでしょうか。
もちろん、≦は使えません。
全角だからです。
a≦bはa<=bで表します。
当然、a≧bはa>=bです。
比較演算子という名前がついているのは、
aとbを比べてどちらが大きいのか、あるいは等しいのか、
ということを考えているので、比較が付きます。
演算子というのは、足し算などの計算記号のことです。
では、この==等はどのような場面で使うのでしょうか。
基本的には、if文などで使います。
if文については、第5講『もしもボックス(if文)の学習』で学びます。
if(a==b)printf("引き分け\n");
これは、
もしaとbが等しいなら、コンソール画面に『引き分け』と表示しなさいという命令です。
実例
#include<stdio.h>
int main(){
int a,b;
a=3;
b=3;
if(a==b)printf("引き分け\n");
}
コピペ用添付ファイル
実行画面
次に略号についてです。
w=w+5;
w=w-4;
w=w*6;
w=w/3;
i=i+1;
などは、
順に
w+=5;
w-=4;
w*=6;
w/=3;
i++;
と略することも出来ます。
実例
#include<stdio.h>
int main(){
int w,i;
w=0;
w+=8;
printf("0+8=%d\n",w);
w-=2;
printf("8-2=%d\n",w);
w*=5;
printf("6*5=%d\n",w);
w/=3;
printf("30/3=%d\n",w);
i=5;
i++;
printf("5+1=%d\n",i);
}
コピペ用添付ファイル
実行画面
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