第12話 printfの様々な使い方
材料が揃いましたので、
printfによる様々な表示について説明しておきましょう。
例えば、次のコードを実行させるとどうなるでしょうか。
#include<stdio.h>
int main(){
int a,b;
a=10;
b=20;
printf("a=%d b=%d\n",a,b);
return(0);
}
コピペ用添付ファイル
答は、30行下。
実行画面
a=10 b=20
解説
aとbがそれぞれ%dのところに代入され、
dの指定により10進数の形で画面に表示されされました。
練習をしましょう。
問１
#include<stdio.h>
int main(){
int a,b,i;
i=5;
a=10;
b=20;
printf(＊＊＊);
return(0);
}
＊＊＊のところを適切な内容にして、
コンソールに
x[5]=10 x[5]=20
と表示させて下さい。
問２
#include<stdio.h>
int main(){
int a,b;
a=10;
b=20;
printf("%d+%dの答は%dであり、%d×%dの答は%dである。\n",a,b,a+b,a,b,a*b);
return(0);
}
＊＊＊のところを適切な内容にして、
コンソールに
10+20の答は30であり、10×20の答は200である。
と表示させて下さい。
問３
#include<stdio.h>
int main(){
int a;
long b;
float c;
char d;
a=10;
b=20000000;
c=3.141592;
d='z';
printf(＊＊＊);
return(0);
}
＊＊＊のところを適切な内容にして、
コンソールに
a=10 b=20000000 c=3.141592 d=z
と表示させて下さい。
longは倍精度整数で大きな整数を扱います。
printfで表示させるときは、%ldを使います。
また、floatは%fですし、charは%cです。
答は30行下。
問１の答え
printf("x[%d]=%d x[%d]=%d\n",i,a,i,b);
問2の答え
printf("%d+%dの答は%dであり、%d×%dの答は%dである。\n",a,b,a+b,a,b,a*b);
問３の答え
printf("a=%d b=%ld c=%f d=%c\n",a,b,c,d);
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