第19講 数独(ナンプレ)解答自動生成アプリ

第4話 行と列の重複を許さないソフト
実行画面
1 7 5 2 8 6 9 4 3

6 9 8 5 1 2 4 3 7
3 1 4 8 7 9 6 2 5
4 2 1 7 6 3 5 8 9
7 3 6 4 2 5 1 9 8
9 4 2 6 3 7 8 5 1
5 6 9 3 4 8 7 1 2
8 5 7 1 9 4 2 6 3
1 8 3 2 5 6 9 7 4
2 7 5 9 8 1 3 4 6

6 9 8 5 1 2 4 3 7
3 1 4 8 7 9 6 2 5
4 2 1 7 6 3 5 8 9
7 3 6 4 2 5 1 9 8
9 4 2 6 3 7 8 5 1
5 6 9 3 4 8 7 1 2
8 5 7 1 9 4 2 6 3
2 7 5 9 8 1 3 4 6
1 8 3 2 5 6 9 7 4

生成された数独(ナンプレ)は10個です。
数独(ナンプレ)生成にかかった時間は0.000000秒です。

を実現するソフト例
#include<stdio.h>
#include<stdlib.h>
#include<time.h>
void f(int g); //数独(ナンプレ)を作り出す社員
void hy(); //出来た数独(ナンプレ)をコンソールに表示させる社員
void zy(); //座標を作成する社員
int cn,n;
int m[10][10]; //少し大きめに配列要素数を取っておく
int y[100],x[100];
int main(){
  clock_t hj,ow;
  srand(1);
  n=9;
  hj=clock();
  zy();
  f(0);
  ow=clock();
  printf("生成された数独(ナンプレ)は%d個です。\n",cn);
  printf("数独(ナンプレ)生成にかかった時間は%f秒です。\n",(double)(ow - hj) / CLOCKS_PER_SEC);
}
void zy(){ //座標を作成する社員
  int i;
  for(i=0;i<n*n;i++){
    y[i]=i/n;
    x[i]=i%n;
  }
}
void f(int g){ //数独(ナンプレ)を作り出す社員
  int i,j,ih;
  ih=rand()%n;
  for(i=0;i<n;i++){
    for(j=0;j<x[g];j++){
      if(((ih+i)%n)+1==m[y[g]][j])goto tobi;
    }
    
for(j=0;j<y[g];j++){
      if(((ih+i)%n)+1==m[j][x[g]])goto tobi;
    }

    m[y[g]][x[g]]=((ih+i)%n)+1;
    if(g+1<n*n){
      f(g+1);
      if(cn==10)return;
    }
    else{
      hy();
      cn++;
      if(cn==10)return;
    }
    tobi:;
  }
}
void hy(){ //出来た数独(ナンプレ)をコンソールに表示させる社員
  int i,j;
  for(i=0;i<n;i++){
    for(j=0;j<n;j++){
      printf("%d ",m[i][j]);
    }
    printf("\n");
  }
  printf("\n");
}
行と列の重複を許さないソフト

最後はブロックの条件も付け加えて、
数独(ナンプレ)解答自動生成の一応の完成です。
一応としたのは、まだ境界線を入れていないからです。
ブロックの条件が1番難しいですね。
詳しくは、第19講第8話で説明しますが、
ここでも簡単に説明しましょう。
ブロック内の重複検査はどのようにしたら出来るのでしょうか。
036
課題は、座標(
4,8)から座標(3,6)をいかに作り出すかです。
ブロックの途中の座標から、
ブロックの先頭座標をいかに作り出すかです。
これが出来れば、2次元for文によって重複検査が出来ます。
4から3を作り出すことも、
8から6を作り出すことも、
同じ方法で出来ます。
それは、
i/3とj/3が小数部分を切り捨てた値をとること、
すなわち、それぞれが3で割ったときの商をとることを利用する、
という方法です。
答を、ずばり30行下に書きましょう。






















036
座標(
4,8)から座標(3,6)を作り出す方法
3*(4/3)=3
3*(8/3)=6
一般的には、
(3*(i/3),3*j(j/3))です。
2次元for文は・・・
    for(j=3*(y[g]/3);j・・y[g];j++){
      for(k=3*(x[g]/3);k・x[g];k++){
           ・・・
      }
    }
という形になります。
j・・y[g]とk・x[g]で省略した・には1つに対して1つの記号が入ります。
縦座標と横座標は働きが同じはずなのに、
どうして、両者が違っているか考えて下さい。

さて、
2 5 3 1 4 7 9 6 8

6 9 8 5 1 2 4 3 7
3 1 4 8 7 9 6 2 5
4 2 5 7 6 3 8 9 1
7 3 6 4 2 5 1 8 9
9 4 1 6 3 8 5 7 2
5 6 2 9 8 1 7 4 3
1 8 7 3 9 6 2 5 4
8 7 3 2 5 4 9 1 6
2 5 9 1 4 7 3 6 8

6 9 8 5 1 2 4 3 7
3 1 4 8 7 9 6 2 5
4 2 5 7 6 3 8 9 1
7 3 6 4 2 5 1 8 9
9 4 1 6 3 8 5 7 2
5 6 2 9 8 1 7 4 3
2 8 7 1 9 4 3 5 6
8 7 9 3 5 6 2 1 4
1 5 3 2 4 7 9 6 8

生成された数独(ナンプレ)は10個です。
数独(ナンプレ)生成にかかった時間は0.000000秒です。


を実現させましょう。


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