第16講 10進数をn進数に翻訳するマクロ
第5話 プログラム解説その1
を実現するプログラム主要部分再掲
Private Sub CommandButton1_Click()
CommandButton2_Click
Dim a As Long, b(1000) As Integer, n As Integer
n = Cells(3, 10)
Do While 1
a = Int(100000 * Rnd)
If a > 0 Then Exit Do
Loop
Cells(4, 1) = a
Call f(a, b(), n, 0)
End Sub
Sub f(a As Long, b() As Integer, n As Integer, g As Integer)
b(g) = a Mod n
a = Int(a / n)
If a > 0 Then
Call f(a, b(), n, g + 1)
Else
b(g + 1) = -1
Call h(b())
End If
End Sub
参考ダウンロード添付ファイル
解説
では、1行1行プログラムを追っていきましょう。
Do While 1
a = Int(100000 * Rnd)
If a > 0 Then Exit Do
Loop
は100000未満のデータを発生させています。
Do文にしたのは、0の場合には翻訳の必要がないからです。
0は何進数でも0ですから。
ですから、0でない100000未満のデータを発生させていることになります。
さて、プログラムの核心部分であるf(a, b(), n, 0)について、
見ていきましょう。
第2話で述べたように、
基本同じことの繰り返しです。
n(上の例では2)で割って、商と余りを求めることを繰り返しています。
どこまで繰り返すのかというと、
商が0になるまでです。
同じことの繰り返しですから、
プロシージャの再帰的使用という手法を使っているわけです。
Sub f(a As Long, b() As Integer, n As Integer, g As Integer)
b(g) = a Mod n
a = Int(a / n)
If a > 0 Then
Call f(a, b(), n, g + 1)
Else
b(g + 1) = -1
Call h(b())
End If
End Sub
(再掲)
b(g) = a Mod n
a = Int(a / n)
の2行で、nで割ったときの余りと商を求めています。
If a > 0 Then
Call f(a, b(), n, g + 1)
Else
b(g + 1) = -1
Call h(b())
End If
If...Else文になっているのは、
商が0になったときには、繰り返す必要がないからです。
商が0でないときにのみ、
入れ子式人形の中へ進むようにしているのです。
商が0のときには、一番中の人形に到達していますので、
それ以上の遡及は必要ないわけです。
つまり、n進数への翻訳という処理が終わったことを意味していますので、
Call h(b())・・・結果の表示へと進むわけですが、
その前の1行
b(g + 1) = -1
の意味はいったいなんでしょうか。
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