第3講 繰り返し処理
第8話 until文
while文に似た繰り返し処理に、
until文があります。
until 条件式 do
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
end
これもdoは省略可能ですから、
until 条件式
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
end
を本講義では採用します。
untilはまでを意味しますので、
条件式を満たすまで処理を繰り返します。
while文で条件式が成り立っている間繰り返したのですが、
条件式が成り立つと繰り返し処理が終了されます。
ですから、
1+2+3+・・・+10をuntil文で処理すると、
#! ruby -Ks
w=0
i=1
until i>10
w+=i
i+=1
end
print "1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=",w
参考ダウンロード添付ファイル
つまり、i>10が成り立つまでは繰り返しなさいという意味です。
iが11になるとループを抜けるのです。
ということはiが10までは続けなさい・・・と同じになります。
while文が条件式が成り立つ間であったのに対して、
until文は条件式が成り立つまでです。
条件式の肯定と否定が逆になります。
肯定とは、正しいと認めることですし、
否定とは、正しくないと判断することです。
中学校に行って英語を学ぶと、
それはAである・・・肯定文
それはAでない・・・否定文
というのを学びます。
ですから、while文の場合
条件式が肯定される場合に繰り返しをして、
until文の場合条件式が否定されるときに、
繰り返されるという違いがあります。
否定文は頭を混乱されますので、
プログラミングではなるべく肯定文を使うことが推奨されていますので、
どちらかというとwhile文の方が勧められてわけですが、
私は、小学生の皆さんには頭の体操のために否定文も、
積極的に使うようにすることをお勧めします。
否定文で頭を鍛えると、
国語や算数などによい影響があります。
知能は一生変わらない・・・
これは一昔前の偏見=間違った考えでして、
実は、知能は日々の単位で変わっていることが、
脳科学などによって証明されています。
脳細胞は、シナプスによって複雑に絡み合っています。
頭を使うほどシナプスが伸びて、多くの脳細胞と絡み合って、
複雑なネットワークを築き上げます。
脳細胞の数より、どれだけ複雑なネットワークが組まれているかの方が、
人間の知能を決定するのです。
脳細胞は1日に10万個の単位で死滅しているといいます。
ですから、50歳以上の人なら、
脳細胞の数は小学生の半分程度しかないかも知れません。
でも、年を取ってもいろいろな学問分野や職域で、
業績を残している人がたくさんいますよね。
ネットワークの構築こそが頭の良し悪しを決定するのです。
そして、ネットワークの構築はちょっとした習慣の違いで、
大きく違ってきます。
難しい問題や説明に遭遇したときに、
すぐに諦めてしまう人と粘る人では、
当然粘る人の方が知能が圧倒的に高くなります。
プログラミングでも常に壁にぶつかります。
そのときに、どれだけ忍耐し我慢し考えられるかが勝負です。
ストレスに耐える力・・・これがあるかないかで知能は決定的に違ってしまいます。
日々の単位で知能が変わるとしたら、
10年でどれだけ違ってしまうか分かりますよね。
少し脱線しました。
until文を使って頭を鍛えましょう。
では、前と同じ課題をuntil文で実現しましょう。
@ 1+3+5+・・・+301
A 5+8+11+・・・+305
B (2の4乗+7の4乗+12の4乗+・・・+32の4乗)
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