第27講 数独(ナンプレ)自動生成
第5話 ブロックの条件を付け加えるには---その1
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
1 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
2 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
3 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
4 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 |
5 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 |
6 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 |
7 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 |
8 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 |
ブロック内で重複しないようにするには、
どうしたらよいでしょうか。
ブロック内重複試験が難しい理由は、
例えば、
0 | 1 | 2 | |
0 | 0 | 1 | 2 |
1 | 9 | 10 | 11 |
2 | 18 | 19 | 20 |
18との重複を調べるには、
0,1,2,9,10,11
と重なりを考えなければなりませんし、
3 | 4 | 5 | |
6 | 57 | 58 | 59 |
7 | 66 | 67 | 68 |
8 | 75 | 76 | 77 |
67であれば、
57,58,59,66
との重複を調べなければなりません。
プログラムを組む場合には、
常に汎用性=普遍性を考えなければなりません。
個別対応では、よいプログラムとはいえません。
下手をすると、81通りの対応になってしまいます。
もし、77であれば
for(i=6;i<9;i++){
for(j=3;j<6;j++){
・・・・
}
}
のようにすればよいわけですが、
67の場合のfor文はどうなりますか。
悩んでしまいますね。
それに、
for(i=6;i<9;i++){
for(j=3;j<6;j++){
・・・・
}
}
であってもやはり個別対応に近いでしょう。。
9つのブロックがあるわけですから、
9のパターンが出来てしまいます。
81通りから9通りですから大躍進には違いありませんが。
やはり、for文は
for(i=0;i<n;i++){
for(j=0;j<n;j++){
・・・・
}
}
の1つで済ませたいところです。
どうです。
予想したより困難な課題であると感じてきたのではありませんか。