第14講 ベクタを利用して6次魔方陣を作ろう!
第6話 第2のコードのトレースその2

void g(vector<vector<int>>::iterator m){
   int w;
   for(int i=0;i<3;i++){ //対角線交換
     for(int j=0;j<6;j++){
        if(i==j || 5-j==i){
          w=m[5-i][5-j];
          m[5-i][5-j]=m[i][j];
          m[i][j]=w;
        }
     }
   }
}
のトーレスの続き
i=1の場合
  j=0のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(1==0 || 5==1)
    if文は実行されません。
  j=1のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(1==1 || 4==1)
    if文の条件が満たされ
          w=m[5-i][5-j];
          m[5-i][5-j]=m[i][j];
          m[i][j]=w;
    の部分が実行されます。
    i=1,j=1ですから
          w=m[5-1][5-1];
          m[5-1][5-1]=m[1][1];
          m[1][1]=w;
    すなわち、
          w=m[4][4];
          m[4][4]=m[1][1];
          m[1][1]=w;
    これは座標(
)と()の交換ですから

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 31
 1 7 29 9 10 11 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 26 27 28 8 30
 5 6 32 33 34 35 1

       と3個目の交換が成立します。
  j=2のとき、
    i=1ですから
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(1==2 || 3==1)

    となり、if文の条件を満たしません。
    したがって、if文は実行されません。
  j=3のとき、
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(1==3 || 2==1)

    となり、if文の条件を満たしません。
    したがって、if文は実行されません。

  j=4のとき、
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(1==4 || 4==4)

    となり、if文の条件を満たし、
          w=m[5-i][5-j];
          m[5-i][5-j]=m[i][j];
          m[i][j]=w;
    の部分が実行されます。
    i=1,j=4ですから
          w=m[5-1][5-4];
          m[5-1][5-4]=m[1][4];
          m[1][4]=w;
    すなわち、          
          w=m[4][1];
          m[4][1]=m[1][4];
          m[1][4]=w;
    これは座標()と()の交換ですから

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 31
 1 7 29 9 10 26 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 11 27 28 8 30
 5 6 32 33 34 35 1

       と4個目の交換が成立します。


void g(vector<vector<int>>::iterator m){
   int w;
   for(int i=0;i<3;i++){ //対角線交換
     for(int j=0;j<6;j++){
        if(i==j || 5-j==i){
          w=m[5-i][5-j];
          m[5-i][5-j]=m[i][j];
          m[i][j]=w;
        }
     }
   }
}
のトーレスの続き
i=2の場合
  j=0のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==0 || 5==2)
    if文は実行されません。
  j=1のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==1 || 4==2)
    if文は実行されません。

  j=2のとき、
    i=2ですから
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==2 || 3==2)

    となり、if文の条件を満たし、
          w=m[5-i][5-j];
          m[5-i][5-j]=m[i][j];
          m[i][j]=w;
    の部分が実行されます。
    i=2,j=2ですから
          w=m[5-2][5-2];
          m[5-2][5-2]=m[2][2];
          m[2][2]=w;
    すなわち、          
          w=m[3][3];
          m[3][3]=m[2][2];
          m[2][2]=w;
    これは座標()と()の交換ですから

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 31
 1 7 29 9 10 26 12
 2 13 14 22 16 17 18
 3 19 20 21 15 23 24
 4 25 11 27 28 8 30
 5 6 32 33 34 35 1

       と5個目の交換が成立します。     
  j=3のとき、
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==3 || 2==2)

    となり、if文の条件を満たし、
          w=m[
5-i][5-j];
          m[
5-i][5-j]=m[i][j];
          m[
i][j]=w;
    の部分が実行されます。
    i=2,j=3ですから
          w=m[
5-2][5-3];
          m[
5-2][5-3]=m[2][3];
          m[
2][3]=w;
    すなわち、          
          w=m[
3][2];
          m[
3][2]=m[2][3];
          m[
2][3]=w;
    これは座標()と()の交換ですから

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 31
 1 7 29 9 10 26 12
 2 13 14 22 21 17 18
 3 19 20 16 15 23 24
 4 25 11 27 28 8 30
 5 6 32 33 34 35 1

       と6個目の交換が成立します。

  j=4のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==4 || 1==2)
    if文は実行されません。
  j=5のとき
        if(i==j || 5-j==i)
    は
        if(2==5 || 0==2)
    if文は実行されません。


以上で確かに、

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 31
 1 7 29 9 10 26 12
 2 13 14 22 21 17 18
 3 19 20 16 15 23 24
 4 25 11 27 28 8 30
 5 6 32 33 34 35 1

対角線と逆対角線の交換がすべて成立しています。
でも、皆さんトレースすると成り立つことは分かりますが、
木を見て森を見ない・・・の心境ではありませんか。
鎖の一つ一つの繋がりは理解できても
鎖が描く全体像は見えない!
という印象ではないでしょうか。
全体を把握すること・・・
これが右脳数学に求められる最も肝要な点です。
プログラミングも個々の論理が追えても、
全体を直観的に俯瞰できない限り、
理解とはいえません。

次話では全体像を見ることにしましょう。



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