第３話 ブロックが床に着いたの正確な判定
ブロックが床に付いたの正確な判定コード例(変更部分だけ記載)
void block(){
int i,j,l;
if (jyu(KEY_INPUT_DOWN) != 0)y++;
for(i=0;i<4;i++)chizu[x+p[s][k][i]][y+q[s][k][i]]=2+s;
for(i=0;i<4;i++){
for (j = 0; j < 12; j++) {
for (l = 0; l < 27; l++) {
if (chizu[j][l] == 2 + i) {
if(i==0) DrawBox(20 * j, 20 * l, 20 * (j + 1) - 1, 20 * (l + 1) - 1, kiiro, true);
if(i==1) DrawBox(20 * j, 20 * l, 20 * (j + 1) - 1, 20 * (l + 1) - 1, mizuiro, true);
if(i==2) DrawBox(20 * j, 20 * l, 20 * (j + 1) - 1, 20 * (l + 1) - 1, aka, true);
if(i==3) DrawBox(20 * j, 20 * l, 20 * (j + 1) - 1, 20 * (l + 1) - 1, ao, true);
}
}
}
}
for(i=0;i<4;i++){
if(y+q[s][k][i]>=25){
t=1; //0:作動停止 1:作動
y=3;
}
}
}
コピペ用添付ファイル
初心者の方にとっては、超難問ですから、
トレースすることによって解説してみましょう。
といっても１６パターンありますので、
一例だけ選んで、トレースします。
s=0,k=3
の場合char q[4][4][4] = {
・
-2,-1,0,1,
・
i=0のとき、
if(y+q[s][k][i]>=25)
↓
if(y+q[s][k][0]>=25)
↓
if(y+(-2)>=25)
↓
if(y-2>=25)
ということで、
一番上の正方形のy座標が上限（テトリスの画面でいうと下限です。ｙの値の観点からいっています。
画面の下限は、ｙの値の最大値＝上限となります。
以下の記述も同様ですので、注意して下さい。）
の25を超えてないか比較しています。
i=1のとき、
char q[4][4][4] = {
0,0,0,0,
-1,0,1,2,
-2,-1,0,1,
・
if(y+q[s][k][i]>=25)
↓
if(y+q[s][k][1]>=25)
↓
if(y+(-1)>=25)
↓
if(y-1>=25)
ということで、
上から２番目の正方形のy座標が上限の25を超えてないか比較しています。i=2のとき、
char q[4][4][4] = {
0,0,0,0,
-1,0,1,2,
-2,-1,0,1,
・
if(y+q[s][k][i]>=25)
↓
if(y+q[s][k][2]>=25)
↓
if(y+0>=25)
↓
if(y>=25)
ということで、
下から２番目の正方形のy座標が上限の25を超えてないか比較しています。 i=3のとき、
char q[4][4][4] = {
0,0,0,0,
-1,0,1,2,
-2,-1,0,1,
・
if(y+q[s][k][i]>=25)
↓
if(y+q[s][k][3]>=25)
↓
if(y+1>=25)
↓
if(y+1>=25)
ということで、
一番下の正方形のy座標が上限の25を超えてないか比較しています。これで、長方形ブロックを構成するすべての正方形が上限を超えてないかを判定したことになり、
正確な判定ができるわけです。
ポイントはブロックのすべての正方形について、上限を超えていないかを調べることです。
くどくなりますからトレースは1例だけにしましたが、
皆さんは、１６パターンのいくつかを選んで、是非トレースして下さい。
さて、次は
のように天井をより下になった部分だけを描くようにするという課題です。
