第1講 はじめてのC言語ゲーム体験
第4話 DXライブラリーって何?
C言語は、プログラム言語の王様であると第2話で書きましたが、
C言語単体でできることは、限られており、

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のような単純な画面しか作り出せません。
これが
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(株式会社ラトルズ 大槻有一郎著
14歳からはじめるC言語わくわくゲームプログラミング教室Visual Studio 2013編より引用)
のような3Dの華やかな画面にどうやったら変身できるのでしょうか。
もちろんC言語単体でも忍耐強くプログラミングしていけば、
上のような華やかな3D画像を作り出せますが、
おそらくC言語単体で作り出そうとしたら、
何年もかかってしまうでしょう。

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実は、こんな簡単なプログラムでさえC言語単体で行おうとしたらとても大変なのです。

C言語のプログラムは、プラモデルを作成するように部品(パーツ)を組み立てていきます。
私は、プログラムの単位(細胞)である部品のことを社員と呼びますが、
本格的なゲームは、何百人から何千人の社員(正確には関数)が働いています。
いろいろな社員が分業してゲームを動かしているのです。

関数(社員)は一度作っておくと、他のプログラムの部品としても使えます。
ロケット発射プロジェクトが成功したら、次に同じ社員を移動させて、
人工心臓開発プロジェクトチームを立ち上げるように、
一度作った関数=部品は、他のプログラムで使えるのです。
先ほどからC言語単体でという言い方をしていますが、
使う部品である関数を自分ですべて作るとしたらという意味です。

関数は、他人が使ったものでも使えます。
C言語ができたのたのが1972年ですから、
いろいろな関数(部品)が作られてきています。
その部品を集めたものをライブラリというのです。
ライブラリは図書館とか書庫という意味ですが、
部品を集めて陳列(並べる)ものをイメージしてください。
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のプログラムコード(プログラムの文章のこと)は
#include <stdio.h>
int main(){
  printf("こんにちは\n");
}
というものですが、printfもライブラリにある関数(部品)です。
stdio.hというファイルの中にprintfの中身が入っています。
includeはインクルードと読み、読み込むという意味です。
インクルードすることによって、
ライブラリに入っている部品(社員)を使えるようになるのです。
printfは画面に表示させる仕事をする社員(関数)です。

ゲームを簡単に組むためのライブラリがDXライブラリです。
これの導入は第6話で行います。




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