第9講 社員の分身の術(関数の再帰的使用)
第7話 3次順列for文版
#include<stdio.h>
void f(); //順列を作り出す社員
void hy(); //出来た順列をコンソールに表示させる社員
int cn,n;
int x[20]; //少し大きめに配列要素数を取っておく
int main(){
n=3;
f();
printf("順列総数=%d",cn);
}
void f(){
int i,j,k;
for(i=0;i<n;i++){
x[0]=i+1;
for(j=0;j<n;j++){
if((j+1)!=x[0]){
x[1]=j+1;
for(k=0;k<n;k++){
if((k+1)!=x[0] && (k+1)!=x[1]){ //!=は≠です。
x[2]=k+1;
cn++;
hy();
}
}
}
}
}
}
void hy(){
int i;
for(i=0;i<n;i++){
printf("%d ",x[i]);
}
printf("\n");
}
コピペ用添付ファイル
実行画面
1 2 3
1 3 2
2 1 3
2 3 1
3 1 2
3 2 1
順列総数=6
関数の再帰的呼び出し版のために、
if((k+1)!=x[0] && (k+1)!=x[1]){
x[2]=k+1;
cn++;
hy();
}
のところもfor文にしてください。
考え方は、
int h;
という変数を用意しておき、
数字の重複の検査はせずにとりあえず代入しておき、
for(k=0;k<n;k++){
x[2]=k+1;
h=1;
hの値も1にしておきます。
そして、
for(k=0;k<n;k++){
x[2]=k+1;
h=1;
for(l=0;l<2;l++){
・・・
}
ピンクにおいて、もしx[2]=x[0]が成立するときには、
h=0;として・・・・
です。
・・・にしたのは、これ以上書くとヒントというより答になってしまうからです。
尚、プログラム言語の=は、←すなわち代入(箱に値を入れる)でした。
数学の=に対応するものは、C言語では==です。
ですから、
if(a==b){
・・・
・・・
}
のように使います。
つまり、もしaとbが等しいなら、
・・・
・・・
を実行しなさいということです。
==、<、>等を比較演算子といいます。
尚、 C言語ではと断ったのは、プログラム言語によって記号が異なるからです。
たとえば、VBAでは=は代入でもあるし、イコールでもあります。
同じ記号を使っても混乱しないのは、
a=b
(VBAでは文をしめる;はないのです。)
ならば、←(代入)と解釈しますし、
If a=b Then ・・・
のときは、イコール=等しいすなわち比較演算子であると判断するからです。
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