第9講 社員の分身の術(関数の再帰的使用)
第10話 3次順列を分身の術(関数の再帰的呼び出し)で実現するためには
x[0]、x[1]、x[2]
の[]の数字をgとして、
int f(int g);

とすると、
f(0),f(1),f(2)
の括弧内の数字は次元番号になります。
次元番号がわかりにくければ、
人形の番号です。
f(0)は1番外側の人形を表します。
(0から始まりますので、何番目という数字と1つずれます。)
f(1)は外側から2番目の人形を表します。
f(2)は外側から3番目の人形を表します。
つまり、g+1が外側から何番目かを表す数字というわけです。
もし、n=3(scanfでキーボードから取得します。)であれば、
f(2)は1番内側の人形を表します。
f(1)は内側から2番目の人形を表します。
f(0)は内側から3番目の人形を表します。

gによって、人形が区別できます。
それで、次元番号といっているわけです。

では、具体的にはコードはどうしたらよいでしょうか。
ヒントとしてコードの前半部を示しておきましょう。
#include<stdio.h>
void f(int g); //順列を作り出す社員
void hy(); //出来た順列をコンソールに表示させる社員
int cn,n;
int x[20]; //少し大きめに配列要素数を取っておく
int main(){
  printf("n=");
  fflush(0); //pirntfを先に実行させるためのお呪い
  scanf("%d",&n);
  cn=0;
  f(0);
  printf("順列総数=%d",cn);
}
void f(int g){
  int i,j,h;
  for(i=0;i<n;i++){
    x[g]=i+1;
    h=1;
    if(g>0){

このプログラムの肝要な点は、
  for(i=0;i<n;i++){
    x[g]=i+1;
のiとgを明確に区別することです。
両方とも、0〜n-1の値を取るので、
頭が混乱しますが、
gの方は箱の番号ですし(gは人形の番号であると同時に配列の番号でもあります!)、
i+1の方はその箱に入っている中身です。
ビール瓶のラベル(生産日時などが書いてある)と中身のビールに対応します。
くれぐれも2つを混同しないようにして下さい。


では、皆さん頑張って後半を完成させて、
実行すると
n=4
1 2 3 4
1 2 4 3
1 3 2 4
1 3 4 2
1 4 2 3
1 4 3 2
2 1 3 4
2 1 4 3
2 3 1 4
2 3 4 1
2 4 1 3
2 4 3 1
3 1 2 4
3 1 4 2
3 2 1 4
3 2 4 1
3 4 1 2
3 4 2 1
4 1 2 3
4 1 3 2
4 2 1 3
4 2 3 1
4 3 1 2
4 3 2 1
順列総数=24

となるアプリを完成させましょう。


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