第3講 社員(関数)の学習その1
第9話 キーボードから値を取得する
efjm
を実現するプログラム例
#include<stdio.h>
int f(int a,int b);
int main(){
  int x,y,z;
  scanf("%d",&x);
  scanf("%d",&y);
  z=f(x,y);
  printf("%d",x);
  printf("+");
  printf("%d",y);
  printf("=");
  printf("%d\n",z);
  return(0);
}
int f(int p,int q){
  return(p+q);
}
コピペ用添付ファイル
いちいちプログラムコードを書き換えないで、
実行ボタンを押すだけで、
ovwjief
(実行した後、キーボードから入力してエンターすると値はxに入り、
もう一度同じことをするとyに入ります。)
異なる計算ができるようになりました。
3+5しか計算できなかったプログラムが、
足し算一般が出来るアプリに変身したのです。

でも、このアプリ本当は、
78
となるようにしたいですね。
ovwjief
では何の入力か分かりません。
この後成績一覧表なども作成するとなると、
5教科の入力などたくさんデータを入れます。
ですから、
78

rw
としたいところですよね。
そこで、
#include<stdio.h>
int f(int a,int b);
int main(){
  int x,y,z;
  printf("x=");
  scanf("%d",&x);
  printf("y=");
  scanf("%d",&y);
  z=f(x,y);
  printf("%d",x);
  printf("+");
  printf("%d",y);
  printf("=");
  printf("%d\n",z);
  return(0);
}
int f(int p,int q){
  return(p+q);
}
とすればよさそうなものですが、
実行画面は、
awerqf
と訳の分からないものになります。
どうもこれはEclipseの欠陥によるものらしいのです。
  printf("x=");
  scanf("%d",&x);
は本来この順に実行されるはずですが、
実行順番が逆になっているようです。
でも、実は解消方法があります。
#include<stdio.h>
int f(int a,int b);
int main(){
  int x,y,z;
  printf("x=");
  
fflush(0); //pirntfを先に実行させるためのお呪い
  scanf("%d",&x);
  printf("y=");
  
fflush(0); //pirntfを先に実行させるためのお呪い
  scanf("%d",&y);
  z=f(x,y);
  printf("%d",x);
  printf("+");
  printf("%d",y);
  printf("=");
  printf("%d\n",z);
  return(0);
}
int f(int p,int q){
  return(p+q);
}
コピペ用添付ファイル
どうも気持ちが悪いのですが、
  fflush(0); //pirntfを先に実行させるためのお呪い
を入れることによって問題が解消されると割り切りましょう。
Eclipseの欠陥によるものなので仕方がないのです。

関数については、
for文やif文の学習の後にもう一度戻ってきます。
つまり、その2が予定されていますので、関数の学習その1はここで終了します。

変数xに値を入れるのにscanf("%d",
&x);と&マークが入っています。
これを省いてscanf("%d",x);とするとエラーします。
どうしてか気になるでしょうが、
今はscanfを使うときの決まりであると思って下さい。
学習が進むと&の意味が分かります。


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