第1講 はじめてのC言語体験
第2話 統合開発環境について
プログラムを始めるには、
プログラム言語と
統合開発環境と言われるソフト(アプリ)を
コンピュータに入れなければなりません。
統合開発環境とはずいぶん難しい言葉ですが、
プログラムを開発する環境(ツール=道具)を統合したものです。
統合するとは合わせることです。
プログラミングするには、言語の他にいくつかのツール=道具が必要です。
そのツールとは、エディタ・デバッガ・コンパイラ等です。
エディタとは、簡単に言うとワープロです。
つまり、文字を書くアプリです。
アプリとはアプリケーションソフト=応用ソフトです。
昔は、最後の3文字を取ってソフトと略称(りゃくしょう=短く言うこと)
することが多かったのですが、
最近は最初の3文字を取ってアプリという場合が多くなりました。
ソフトでもアプリでもとにかくアプリケーションソフトを略称したものです。
プログラミング(プログラムすること)は当然文字で行います。
ですから、その文字を書いたり編集したりするアプリが必要なわけです。
そのアプリをエディタというのです。
ただのワープロですからもちろんワードなどでも良いのですが、
プログラム専用のワープロがエディタです。
専用ということは、プログラムの文章を書いたり編集するのに、
便利な点がいくつかあるということです。
デバッガとは虫取りアプリです。
プログラムの欠陥(けっかん、欠けている点)を虫(バグ)といい、
それを取る作業をデバッグというのです。
要するに、プログラムの欠点を直す作業です。
そのプログラムのバグを取る作業をするソフトがデバッガというわけです。
すなわち、デバッグをするソフトがデバッガです。
最後のコンパイルは、プログラム言語を機械語に翻訳する作業を行うアプリです。
機械語とは0と1のみからなる言語です。
C言語やJava等のプログラミング言語をコンピュータは理解できません。
コンピュータが理解できる言語は、機械語のみなのです。
ですから、機械語で最初からプログラミングできれば理想ですが、
0と1のみが並んでいる機械語を理解できる人は、
専門家のみです。
普通の人が理解できるようにした言語がプログラミング言語です。
統合開発環境のことをこの授業では、4次元ポケットと呼びます。
便利な道具がいっぱい入っているからです。
4次元ポケットとはもちろんドラえもんのポケットです。
4次元ポケットもたくさんあるのですが、
この授業ではEclipse4.6を使います。
次話でインストール(コンピュータに入れて使えるようにすること)
するEclipse4.6は、なんとC言語とPleiadesも入っています。
Eclipse4.6はそのままでは英語なのですが、
Pleiadesが入っていると日本語のEclipseになります。
そして、普通は言語が使えるようにするためには
いろいろな設定(環境設定)を自分でやらなければならないのですが、
それらも自動的にやってくれる夢のような統合開発環境=4次元ポケットです。
つまり、Eclipse4.6をインストールすると、
C言語もPleiadesも自動的にインストールされ、
様々な環境設定を自動的にやってくれるのです。
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