第2講 変数を理解しよう(その1)
第2話 サンプルのプログラミング
Form1が出来たらプログラミングです。
実行をダブルクリックしますと、
プログラミング画面になります。次のように入力しましょう。
そして、ファンクションキーのF5を押してプログラムを実行して下さい。
あなたが作ったアプリケーションソフトが起動します。
実行のボタンを押すと、となります。
ソースコード(プログラミングの文章のこと)を一つ一つ解説していきます。
String^ w;
w=L"はじめてのVisual C++";
label1->Text=w;
label2->Text=w;
label3->Text=w;
まず、1行目の『String^ w;』は変数の宣言です。
^の部分が気になるでしょうが、
『String^』はこれ全体で一つの単語であると理解して下さい。
今のところは、^もスペルの一つであると思って下さい。
『String^』の意味は、文字型です。
したがって、『String^ w;』はwを文字型の変数として宣言するという意味になります。
宣言するという言い方は、日常的な使い方ではありませんが、
wを文字型の変数として宣言するとは、
wを文字型の変数として定義(約束)するという意味です。
では、変数とは何でしょうか。
変数は、数学の変数とは違います。
変数とは、文字や数字(数値)を入れる箱であると理解して下さい。
つまり、wの名前のついた
のような箱をイメージすればよいです。
次の文『w=L"はじめてのVisual C++";』は、
wという名の箱の中に『はじめてのVisual C++』という文字を入れるという命令です。
後で詳しく説明しますが、=は数学のイコールとは意味が違います。
数学の=は左辺と右辺が等しいという意味ですが、
Visual C++の=は右辺の内容を左辺の名の箱に入れるという意味です。
ですから、『w=L"はじめてのVisual C++";』は『w←はじめてのVisual
C++;』
と理解すればよいわけです。
文字を入れる際には、洋服(L"")を着せる決まりになっているのでしたね。
そして、次の文
label1->Text=w;
によってlabel1のプロパティのTextにwの箱に入っている内容
が書き込まれます。
label2->Text=w;
label3->Text=w;
の2文も同様で、がlabel2とlabel3のTextに書き込まれます。
第1話へ 第3話へ
New! eclipse c++ 入門
NEW! 魔方陣 数独で学ぶ VBA 入門
NEW数独のシンプルな解き方・簡単な解法の研究
VB講義へ
VB講義基礎へ
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual C++入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual Basic入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVBA入門講義(基礎から応用まで)
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第1部
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第2部
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第3部
eclipse java 入門
java 入門 サイト 基礎から応用まで
本サイトトップへ