第8講 配列の学習
第2話 1次元配列を利用した簡単なマクロ


では、皆さん1次元配列を利用した簡単なプログラム例を示しましょう。
入門
Private Sub CommandButton1_Click()
  Dim i As Byte, a(9) As Byte
  For i = 0 To 9
    a(i) = i + 1
  Next
  For i = 0 To 9
    Cells(5, 2 + i) = a(i)
  Next
End Sub
これは配列a(9)を用意して、
a(0)からa(9)まで1から10を代入して、
表示させるプログラムです。
最初のFor文をトレースしますと、
i=0のとき、
    a(i) = i + 1

    a(0) = 0 + 1 = 1です。
i=1のとき、
    a(i) = i + 1

    a(1) = 1 + 1 = 2です。
以下同様にして
    a(2) = 2 + 1 = 3
    a(3) = 3 + 1 = 4
    a(4) = 4 + 1 = 5
    a(5) = 5 + 1 = 6
    a(6) = 6 + 1 = 7
    a(7) = 7 + 1 = 8
    a(8) = 8 + 1 = 9
    a(9) = 9 + 1 = 10
です。
そして、
  For i = 0 To 9
    Cells(5, 2 + i) = a(i)
  Next
も簡単にトレースすると
    Cells(5, 2 + 0) = a(0)
    Cells(5, 2 + 1) = a(1)
    Cells(5, 2 + 2) = a(2)
    Cells(5, 2 + 3) = a(3)
          ・・・
すなわち、
    Cells(5, 2) = 1
    Cells(5, 3) = 2
    Cells(5, 4) = 3
    Cells(5, 5) = 4
          ・・・
となって
初心者
と表示されます。
では、今代入された配列a(i) を利用して
数独
と表示を加えてみましょう。

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