第2講 はじめてのVBA体験
第2話 ボタンの作成
第1講第6話の本講義の目標において、
体験した頂いたソフト新次元難問数独自動生成ソフトVer.1には、
ボタンがありました。
問題作成ボタンを押すと問題作成が行われ、
解答作成ボタンを押すと解答の作成が行われるなどの機能が
各ボタンに割り振ってあります。
この話では、このボタンの作成の仕方を説明していきます。
次話では、次のようなマクロ(プログラミング)を作成予定です。
実行ボタンと消去ボタンを作り、
実行ボタンを押すと、
セルA5に『VBAのプログラム体験』と表示され、
消去ボタンを押すと、
セルA5の『VBAのプログラム体験』が消えて、セルA1が選択状態になるマクロです。
ですので、本話では実行と消去ボタンの作り方を説明します。
まず、Excel2013(または2010,2007)を起動しましょう。
そして、開発タブをクリックすると、
2013の場合
2010の場合
2007の場合
となります。囲ってある挿入をクリックします。
2013の場合
2010の場合
2007の場合
そして、ActiveXコントロールのをクリックしてください。
カーソルが+の形に変わります。
画面を参考にして、適当なところでドラッグして、
(これは2013の場合ですが、基本は他のバージョンでも同じ)
のようにします。
の中で右クリックします。
サブメニューが開きます。プロパティを選びます。
が現れます。ボタンが隠れている場合、ドラッグしてプロパティの位置を変更してください。
さらに、境界線あたり(赤い線のあたり)
にカーソルを置いてドラッグすると、プロパティが広がります。
このプロパティをいじることによって、表示内容やフォント、ボタンの色などを指定することが出来ます。
最初にCaptionの右のCommandButton1をBackSpaceキーかDeleteキーで消してください。
白紙になったら、漢字入力モードにして『実行』と入力します。すると、先のボタンの表示内容がとなります。
要するに、Captionの右側の内容が表示内容になるわけです。次に、MS Pゴシックをクリックします。
ボタンが現れますので、それをクリックしましょう。
フォントが現れます。
スタイルを太字、フォントサイズ24として、OKを押します。
スタイルとサイズが変わりました。
さらに、赤い□(ハンドルマーク、2010・2007の場合は○)をドラッグして大きさを調整します。
これで実行ボタンが出来ました。
もし、ボタンの色を変更したければ、BackColorの右側の赤い囲いをクリックします。
ボタンをクリックします。
パレットを選び、好きな色を選びます。
実行ボタンの背景色が変わりました。
フォントのカラーもForeColorを使い変更できます。
皆さん、好みのデザインに装飾しましょう。
さて、実行ボタンができたら次に消去ボタンを作りますが、
最初から作るのでは手間がかかりますので、コピー&ペーストを利用します。
の中で右クリックしてコピーします。
適当なところで右クリックをして、
赤い囲いをクリックします。
同じものができました。
ドラッグして位置を整えます。
右側(コピペで貼り付けた側)の実行を選び、
Captionの実行を消去に変更します。
実行と消去のボタンが完成しました。
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