第27講 n進数演算−−−加法その1
第4話 2進数の演算規則
10進数をn進数に翻訳するという話題は、
実は1度触れています。

第24講 10進数をn進数に翻訳する
第1話 10進数を他の進数に翻訳するには?
でしたね。
以下はすべて2進数演算ですので、 (2)は省略します。
k

の計算から、
4876(10)=1001100001100
が正解でした。

さて、ではいよいよ2進数の演算規則を考えましょう。
0+0
0+1
1+0
1+1
の4つの答が分かれば、
どのような計算も出来ます。
それぞれは、10進法では、
(10)+0(10)
(10)+1(10)
(10)+0(10)
(10)+1(10)

に対応していますから、
(10)+0(10)=0(10)
(10)+1(10)=1(10)
(10)+0(10)=1(10)
(10)+1(10)=2(10)
ですね。2
(10)=10ですから、

0+0=0
0+1=1
1+0=1
1+1=10

です。
それならば、10+1はどうなるでしょうか。
1の位同士の計算から
0+1=1
です。繰り上がりがないので計算終了して11です。
11+1はどうでしょうか。
1+1=10
ですから、2の位
(10の位ではありません。2進法ですから、2の位です。)
へ1繰り上がります。すると、2の位同士の計算も
1+1=10
から、再び繰り上がりが生じて、
100です。
101+11は、
q
の計算から1000です。
どうしてでしょうか?
計算過程を記しましょう。
w
1+1=10
でしたから、1番左の計算から
繰り上がります。
その繰り上がったと1の和から10でまた1繰り上がります。
e
同様に繰り上がったと1の和から10でまた1繰り上がります。
q

結局
0+0=0
0+1=1
1+0=1
1+1=10

さえ知っていれば、どんな2進数同士の足し算でもできることになります。

では、練習してみましょう。
練習問題
@ 10101+10010
A 1100110011+1010101
面倒でも、手で計算して敵を知ることが、
プログラミングにおいては大切であることは繰り返して強調してきた通りです。



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