第5講 プロシージャ(1)
第7話 第4話課題BをFunctionプロシージャで実現する
解答例
Module Module1
Sub Main() '私は社長だ。
Dim s, k, m, y As Integer 's:初項 k:交差 m:末項 y:受け皿
Console.WriteLine ("キーボードから初項,交差,末項の順に入力して下さい。")
Console.Write ("初項=")
s = Console.ReadLine()
Console.Write ("交差=")
k = Console.ReadLine()
Console.Write ("末項=")
m = Console.ReadLine()
y = f(s, k, m)
Console.WriteLine("初項{0:d},交差{1:d},末項{2:d}の等差数列の和={3:d}", s, k, m, y)
End Sub
Function f(s As Integer, k As Integer, m As Integer) 's:初項 k:交差 m:末項
Dim i, w As Integer 'iはFor文の制御変数 wは和を積算する整数
w = 0 '0に初期化
For i = s To m Step k
w += i
Next
Return w
End Function
End Module
実行画面例
キーボーから初項、交差、末項を順に入力して下さい。
初項=45
交差=8
末項=845
初項45、交差8、末項845の等差数列の和=44945
さて、今回のコードを次のように書き換えてみて下さい。
Module Module1
Sub Main() '私は社長だ。
Dim s, k, m, y As Integer 's:初項 k:交差 m:末項 y:受け皿
Console.WriteLine ("キーボードから初項,交差,末項の順に入力して下さい。")
Console.Write ("初項=")
s = Console.ReadLine()
Console.Write ("交差=")
k = Console.ReadLine()
Console.Write ("末項=")
m = Console.ReadLine()
y = f(s, k, m)
Console.WriteLine("初項{0:d},交差{1:d},末項{2:d}の等差数列の和={3:d}", s, k, m, y)
End Sub
Function f(x As Integer, y As Integer, z As Integer) 'x:初項 y:交差 z:末項
Dim i, w As Integer 'iはFor文の制御変数 wは和を積算する整数
w = 0 '0に初期化
For i = x To z Step y
w += i
Next
Return w
End Function
End Module
変更箇所は、色で示してあります。
こんなことをしてプログラムは正常に動くのでしょうか。
Ctrl+F5をしてみて下さい。
答えは例によって30行下。
答え
正常に動くです。
どうしてでしょうか。不思議ですね。
ということなのです。
プロシージャ内で変数名がそろっていれば良いのです。
どうしてかは、次話で扱う変数のスコープと値参照が関係しています。
ですので、理由を知りたい型は次話をクリック!