Twitter風にまとめた
新右脳数学教育論2

以下は2013/08/11に
Twitterで発言した内容をほぼそのまま
編集を加えずコピペしたものです。
Twitterで短時間で連続してツイートしていますので、
切り貼り細工であり、
尻切れトンボの感がありますが、
あえて雰囲気を残すために、
ほぼそのまま掲載しています。
まとまった考察は、『右脳数学(直観数学構想)構想
に展開してありますので、
是非お読みになって頂ければと思います。
また、Twitter風にまとめた新右脳数学教育論5では、
じっくり考えて書き下ろすつもりですので、
その際には、参照して頂ければと思います。


皆さん、ご存じですか。人間の脳は、左脳と右脳に分かれていて、左脳と右脳では役割・得意分野が異なっていることを。左脳の得意分野は何でしょうか。また、右脳の得意分野は何でしょうか。
 
左脳は分析脳です。
 
右脳は総合脳です。  
 
左脳→分析 右脳→総合 ですから、両脳を使って思考することが正しい思考方法です。 
 
左脳は分析を得意とします。分析とは、ものごとを小さな断片に分けて考えることです。
 
右脳は左脳が分けた断片を全体に組み立てます。
 
左脳は部分思考であり、右脳は全体思考です。  
 
部分と全体なので、両脳を使う思考方法が正しい思考方法なのです。  
 
左脳は分析脳ですから、左脳が得意なのは論理・言葉・計算などです。 
 
右脳は総合脳ですので、得意な思考は、直観・イメージ思考・絵画的思考などです。 
 
分析脳と総合脳 論理-直観 ですから、両脳を同時につかれば理想なのです。
 
ところが、脳生理学の研究結果は、衝撃的なものです。 
 
両脳は同時に使うことはできない・・・
 
人間は、左脳にスイッチを入れてしまうと、右脳のスイッチが切れててしまうのです。もちろん、右脳のスイッチを入れると左脳のスイッチが切られます。 
 
そして、問題が生じるとどちらの脳が担当するか、話し合います。
 
本来であれば、論理的思考が向いている問題を左脳が担当し、直感的思考が向いている問題を右脳が担当するのがよいのですが・・・ 
 
この後の論は、昨日のツイートを読んだ方ならお分かりですね。
 
残念ながら、左脳と右脳の関係はジャイアンとのび太の関係になってしまっているのです。 
 
すべての問題に対して俺が解くとでしゃばります。 
 
のび太である右脳は、その問題は僕が解いた方が早く解けるのにと、心の中では思いつつジャイアンの前では黙っています。 
 
本来、文章題は左脳は苦手ですし、右脳は得意です。ですが、その文章題でさえ、左脳が出しゃばってくるのです。 
 
ところが、左脳はお手上げです。左脳では、文章題は本来は解けないからです。
 
文章題を解くには、直観が必要なのです。 
 
文章題を解くには、式を立てなければなりません。かけたり・割ったりするわけですが、それにはちゃんとした理由があります。 
 
ですが、左脳はどうしてかけるのか、なぜ割るのかの問いに答えられません。 
 
文章題を解くときに、「どうして」「なぜ」が最も重要なのですが、「どうして」「なぜ」を吹っ飛ばしてしまう悪しきツールがあります。 
 
公式です。 
 
左脳は大歓迎です。一番重要な「どうして」「なぜ」を考えなくても答えが出せるからです。論理的手続きのみによって。 
 
左脳でも文章題を解けるツール=公式を与えられた左脳は、ますます有頂天です。 
 
左脳のジャイアン状態が極限までいってしまいます。 
 
大変申し訳ないのですが、公文式などはさらに左脳ジャイアン状態を極限まで強化する教育方法です。 
 
小学生に絶対に公式などは与えてはいけないのです。それは、左脳のみを使う習慣を増長させます。 
 
最も大切な「どうして」「なぜ」を考えなくなるということです。 
 
左脳しか使わなくなるということは、ゆゆしき問題です。 
 
2点から問題です。1点目は、創造の源泉は右脳にあるという点です。 
 
2点目は、3次元動画を対象とする右脳は、文字(テキスト)を対象とする左脳の100万倍の記憶能力を持っているのに、記憶力の悪い左脳でものごとを覚えようとする点です。 
 
大変効率の悪い学習方法をとっているということです。 
 
人間は、勉強しているときでもスポーツをしているときでも芸術をしているときでも、本当に集中しているとき、頭の中から言葉が消えます。
 
頭から言葉が消える状態を「無我の境地」と呼んできたのです。 
 
「無我の境地」が何を意味しているか皆さんお分かりですね。
 
左脳のスイッチを切って、右脳を起動させている状態です。 
 
人類は昔から知っていたのです。本当に集中しようと思ったら、言語脳である左脳のスイッチを切らなければならないことを 
 
数学者は皆さんは記号を扱っていると思っています。ですが、数学者が集中したときには、頭の中から記号と言葉は消えるのです。 
 
消えなければ発見も創造もないからです。 
 
ぼんくらな私にさえ経験があります。数学の問題に集中して取り組んでいるとき、頭の中が空っぽになるという体験が。 
 
そして、稲妻のように発見が訪れる! 
 
発見するためには、頭から言葉を追放する、すなさち左脳のスイッチを切らなければならないのです。
 
私が、右脳数学の問題意識を持つようになったのは小学5年生のときでした。それは、クラスメートが速さは道のり割る時間だからの、呪文=言葉を聞いたときです。 
 
私は奇異に思ったのです。意味さえ考えれば、式は明らかなのになぜ、呪文を唱えるのだろうかと。 
 
文章題に言葉は要らないのです。 


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