第６話 本講義の基本方針
小さなことにこだわっていたら、
想定外の巨大な副産物が転がり込んできた･･･
魔方陣や数独に興味を持って取り組んでいく内に、
プログラミングに必要な基本手法を身につけていた・・・
これが理想です。
ですから、本講義においてはプログラミングの話題とともに、
数独や魔方陣の作り方も折に触れて俎上に上げます。

基本は、速く数独の問題を解くソフト、
良問を作り出す数独自動生成ソフトを開発するには、
どうしたらよいのか、
高次な魔方陣を高速に作り出せるようにするには、
いかにしたら良いのか、という問題意識で取り組みます。
強い将棋ソフトを作り出すためには、
基本的には、ソフト開発者自身が将棋を深く知っていなければなりません。
将棋が弱い人には、
強いソフトを作り出すのは難しいのです。
理由は、簡単です。
敵を攻略するためには、敵を徹底的に研究し、
敵の長所や弱点を知っている必要があるからです。
ですから、高速魔方陣生成プログラムや良問作成数独ソフト
を開発するには、魔方陣や数独のことも知らなければなりません。
ですから、折に触れて数独を速くコツは何か、
などにも言及します。
もし、数独または魔方陣には興味がなくプログラミングそのものを学びたい方は、
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などのページをお勧めしますが、
前にも述べました通り、
今興味がなくてもこの講義を読んでいけば、
数独・魔方陣の魅力がだんだん理解して頂けるのではないかと、
期待しています。


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