第27講 数独(ナンプレ)自動生成
第14話 新しい番号付けによる数独解答自動生成
プログラム例
#include<iostream>
#include<ctime>
using namespace std;
int f(int g,int m[10][10],int n,int* p,int* q,int cn);
void h(int m[10][10],int n);
void zh(int n,int *p,int *q);
void sy(int m[10][10],int n);
void main(){
clock_t hj,ow; //clock_t型の宣言、プログラム開始時間を取得するための変数
hj=clock();
int m[10][10],n=9;
sy(m,n);
int p[100],q[100];
zh(n,p,q);
cout<<"数独が"<<f(0,m,n,p,q,0)<<"個できました。"<<endl;
ow=clock();
cout<<"生成にかかった時間は"<<(double)(ow-hj)/1000<<"秒です。"<<endl;
cout<<"プロジェクト終了"<<endl;
}
void sy(int m[10][10],int n){
int i,j;
for(i=0;i<n;i++)
for(j=0;j<n;j++)
m[i][j]=0;
}
void zh(int n,int *p,int *q){
int i,j,k,l,cn,a[9][9];
for(i=0;i<3;i++){
for(j=0;j<3;j++){
for(k=0;k<3;k++){
for(l=0;l<3;l++){
a[3*i+k][3*j+l]=9*(3*i+j)+3*k+l;
}
}
}
}
for(i=0;i<n;i++){
for(j=0;j<n;j++){
p[a[i][j]]=j;
q[a[i][j]]=i;
}
}
}
int f(int g,int m[10][10],int n,int* p,int* q,int cn){
int i,j,x,y;
x=p[g];
y=q[g];
for(i=1;i<=n;i++){
m[y][x]=i;
if(x>0)for(j=0;j<x;j++)if(m[y][x]==m[y][j])goto tobi;
if(y>0)for(j=0;j<y;j++)if(m[y][x]==m[j][x])goto tobi;
if(g>0){
for(j=g-g%9;j<g;j++)if(m[y][x]==m[q[j]][p[j]])goto tobi;
}
if(g+1<n*n){
cn=f(g+1,m,n,p,q,cn);
if(cn==100)return(cn);
}
else{
h(m,n);
cout<<endl<<endl;
if(cn==100)return(cn);
cn++;
}
tobi:;
}
return(cn);
}
void h(int m[10][10],int n){
int i,j;
for(i=0;i<n+1;i++){
if(i%3==0){
for(j=0;j<n+4;j++)cout<<" *";
cout<<endl;
if(i==n)break;
}
for(j=0;j<n+1;j++){
//if(m[i][j]<10)cout<<"0"<<m[i][j]<<"
";
if(j==0)cout<<" * ";
if(j>0 && j%3==0)cout<<"* ";
if(j<n)cout<<m[i][j]<<" ";
}
cout<<endl;
}
}
参考ダウンロード添付ファイル
実行結果
前の結果が
ですから、約1.2倍ほど速くなりました。
実は、私の予想は変わらないでしたから、
意外な結果です。
1万個で止めているので、
本当に速くなったのかは、
分かりませんが、
もし速くなるのでしたら、
他の番号付けも検討すべきということになります。
数独=ナンプレの場合には、セルの条件は全く同じですから、
違わないと思っていたのですが、
先入観をもってはいけないということですね。
数独(ナンプレ)については、
この後の講でも何回もテーマにする予定です。
最終的な目標は、
仮定法=背理法=試行錯誤法=トライアンドエラーを使わないで解ける
良問を生成する数独問題自動生成ソフトです。
ニコリ並みの良問を作成するソフトは、
初心者の方でも出来るのです。
参考のために
数独(ナンプレ)自動生成+数独(ナンプレ)指南・指導・攻略ソフト・アプリ
をクリックして下さい。
これは、エクセルのVBAによるプログラミングですが、
VBA、VB、C++、C言語もそんなに大きな違いがないことが、
分かると思います。
本サイトで扱っている言語は、その他にはJavaですが、
JavaはもっとC++に似ています。
(私が、知っている言語はさらにパスカル・Perl・FORTRANですが、
いずれの言語にしろ、大きな差はありません。)
興味がある方は、本サイトの
VC++講義、VB講義、VBA講義、Java講義もご覧になって下さい。
さて、数独=ナンプレは後にも研究しますので、
いったんは打ち切り、n進数の演算に戻りたいと思います。
順序からいうと、乗法=かけ算ですが、
その前に、いくつかのツールを用意したいと思います。
それは、常に使うサイズの取得やコピー等のツールです。