第14講 ベクタを利用して6次魔方陣を作ろう!
第2話 対角線部分の交換

対角線部分の交換を行って実行結果
q
を導くプログラム例
関数g以前は前話と同一
void g(vector<vector<int>>::iterator m){
   int w;
   for(int i=0;i<3;i++){ //対角線交換
     w=m[
5-i][5-i];
     m[5-i][5-i]=m[i][i];
     m[i][i]=w;
   }

   for(int i=0;i<3;i++){ //逆対角線交換
     w=m[5-i][i];
     m[5-i][i]=m[i][5-i];
     m[i][5-i]=w;
   }
}

どうしてこれで交換できるのか、
トレースをしてみましょう。

   0  1 2 3 4 5
 0 1 2 3  4 5 6
 1 7 8 9 10 11 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 26 27 28 29 30
 5 31 32 33 34 35 36

以降のトレースにおいて、
座標の色と対応させて読んでください。
例えば、m[4][1]
座標()を表していますから、
26の入っているセル(ます)が該当セルです。

まず、前半部分からトレースしていきます。
   for(int i=0;i<3;i++){ //対角線交換
     w=m[5-i][5-i];
     m[5-i][5-i]=m[i][i];
     m[i][i]=w;
   }
i=0のとき、
     w=m[5-i][5-i];
     m[5-i][5-i]=m[i][i];
     m[i][i]=w;

     w=m[5-0][5-0];
     m[5-0][5-0]=m[0][0];
     m[0][0]=w;
すなわち、
     w=m[5][5];
     m[5][5]=m[0][0];
     m[0][0]=w;
です。
1行目
     w=m[5][5];
の右辺は座標()に対応していますから、

   0  1 2 3 4 5
 0 1 2 3  4 5 6
 1 7 8 9 10 11 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 26 27 28 29 30
 5 31 32 33 34 35 36

薄緑セル(ます)の36です。
ですから、
     w=m[
5][5];
によってwに36が保存されます。
2行目
     m[5][5]=m[0][
0];
によって、座標(
)の値1が座標()に代入されて

   0  1 2 3 4 5
 0 1 2 3  4 5 6
 1 7 8 9 10 11 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 26 27 28 29 30
 5 31 32 33 34 35 1

となります。
3行目
     m[0][0]=w;
によって、保存されていた値36が座標(
に入り

   0  1 2 3 4 5
 0 36 2 3  4 5 6
 1 7 8 9 10 11 12
 2 13 14 15 16 17 18
 3 19 20 21 22 23 24
 4 25 26 27 28 29 30
 5 31 32 33 34 35 1

1個目の交換が成立します。

以降のトレースは第3話で。


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a

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