第4講 if文の学習
第1話 if文とは?

第3講で触れたように、
if(条件式)A;
は条件式が正しいときにAを実行し、
正しくないときには何もしないというものでした。
このif文が加わるだけで、
プログラムの世界は一気に広がります。
前にも述べた通り、
for文とif文さえあれば、
どんなに高度なプログラムでも組めるのです。
後に挑戦することになっている
数独(ナンプレ)自動生成アプリ
でも、主役を演じるのはfor文とif文です。

何故、if文によってプログラミングの世界が広がるのでしょうか。

プログラムというのは、文の順番に上から下に直線的に流れていきます。
つまり、A→B→C→・・・と1次元の進み方をします。
これをもし性格診断のように分岐させることができれば、2次元の進み方をすることができます。
つまり、直線の世界から平面の世界へと広がるわけです。
l01
この分岐させるための命令文がif文です。
if文を流れ図で表すと
l02
となります。

if(条件式)A;
は命令文がAしかありませんが、
命令文を複数入れることができます。
複数入れるときは、
if(条件式){
   A;
   B;
   C;
   ・・・
}
とします。
このときは、条件式が正しい(条件式が真であるといいます。)ときは、
複数の命令A,B,C,・・・が実行されることになります。

また、if文には
if(条件式)A; else B;
(A;の後に半角スペースを入れないとエラーします。
また、elseの後にも半角スペースが必要です。
あるいは
if(条件式){A;}else{B;}
でも大丈夫です。

というものもあります。
if(条件式)A; のときは条件文が正しくないときは何もしませんでしたが、
今回は、条件文が正しくないときは、命令Bが実行されます。
ですから、
if(条件式)A; else B;
は条件式が真であるときは命令Aが実行され、
偽であるときは命令Bが実行されるのです。
if〜else文の流れ図は、
l03
ということになります。

if〜else文のときも、命令を複数入れることができます。
複数入れるときは、
if(条件式){
   A;
   B;
   C;
   ・・・
}
else{
   P;
   Q;
   R;
   ・・・
}
となります。
このときは、条件式が真であるとき命令A,B,C,・・・が、
偽であるときは、命令P,Q,R,・・・が実行されます。

では、簡単なif文のプログラミングを組んでみましょう。
コンソールから、
国語・社会・数学・理科・英語の5教科の成績を入力し、
合計と平均を計算し、
合計が300点以上なら合格、
300点未満なら不合格、
と表示させるプログラムです。

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