第2講 変数
第4話 実数型変数
整数型と文字列型を学びましたので、
さらに、実数型を加えましょう。
コードを次のように変更しましょう。
//以下C#を始めるためのお呪い
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
//以上C#を始めるためのお呪い
namespace a //初心者はお呪い=決まり事と思い一切気にしない
{
class Program //初心者はお呪い=決まり事と思い一切気にしない
{
static void Main(string[] args) //私は社長だ。
{
Console.WriteLine("初めてのC#プログラミング体験");
Console.WriteLine("まず変数から学ぼう!");
int a; //整数を入れる箱aを用意
a = 2; //整数を入れる箱に2を入れた。
Console.WriteLine("a={0:d}", a);
string b; //文字を入れる箱を用意
b = "私は文字列を入れる変数です。";
Console.WriteLine("b={0:d}", b);
float c; //小数を入れる箱を用意
c = 3.14f; //小数を入れる箱に3.14を入れた。
Console.WriteLine("c={0:f2}", c);
}
}
}
実行結果
float c; //小数を入れる箱を用意
注釈文ではわかりやすく小数と解説していますが、
正確には実数型変数の宣言といいます。
さて、
c = 3.14f; //小数を入れる箱に3.14を入れた。
のfは実数を入れるときの決まりです。
C言語、C++、VBでは入れる必要がないのですが、
C#では入れないとエラーします。
皆さん、
float c; //小数を入れる箱を用意
c = 3.1415926535f; //小数を入れる箱に3.1415926535を入れた。
Console.WriteLine("c={0:f10}", c);
と変更するとどうなるでしょうか。
予想してから約30行下をご覧下さい。
実行結果
c = 3.1415926535f
であったのに、
c = 3.1415930000
となって小数第7位以降で四捨五入され、第7位以降は0になっています。
どうしてでしょうか。
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