第1講 はじめてのC++体験
第8話 プログラムコードの意味その3
コード再掲
011
#include<iostream> //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
using namespace std; //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
int main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
  return(0); //mainを閉じるときのお呪い。
}

前話の問いの答えは、返す値に型があるです。
型とはデータの型です。
データには整数、実数、文字などの種類があり、
その種類のことを型というのです。
データ型のことを変数型とも言います。
  return(0); //mainを閉じるためのお呪い。
のreturnはリターンで返すという意味です。
0を返しています。
0は整数ですから、整数を返すからmainはint型ということなのです。
返す値が整数だから整数型の関数というわけです。
普通は、main()等の上司に1から10までの合計を調べて報告しなさい、
等と命じられて、仕事を命じた人に結果をリポートするのですが、
社長であるmainはだれに結果を報告しているのでしょうか。
答えは、誰にも返していないです。
ただ、C++の文法上
値を報告する関数では必ず値を返さなければならないので、
意味のない値を返しているだけです。
ですから、
  return(0); //mainを閉じるためのお呪い。

  return(1); //mainを閉じるためのお呪い。
でも
  return(6); //mainを閉じるためのお呪い。
でも良いのです。return(*)の*が整数であれば良いのです。
値を報告する関数と書きましたが、
仕事だけをして結果を報告しない関数もあります。
この場合
void f(){
 ・・・
 ・・・
}
という形になります。
voidは『空』という意味です。
返す値が『空』というわけです。
main()の場合は実際には誰にも結果を報告していないので、
#include<iostream> //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
using namespace std; //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
void main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
}
とすることも出来ます。
この場合つまりvoid型の場合は、
  return(0); //mainを閉じるためのお呪い。
等と値を返すとエラーします。
返す値がない型がvoid型であるからです。
実際にコピペしてCtrl+F5をしてみてください。
002
結果は同じです。
私は、
#include<iostream> //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
using namespace std; //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
void main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
}
の書き方を好みますが、最近の主流は
#include<iostream> //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
using namespace std; //c++プログラミングをはじめるためのお呪い。
int main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
  
return(0); //mainを閉じるときのお呪い。
}
ですし、コンパイラによってはvoidにするとエラーする場合もあるようです。
  return(0); //mainを閉じるためのお呪い。
は意味がないので、int型にするのは気持ちが悪いのですが、
しかたなしに私も主流のint型にしていますので、
皆さんもint型で通してください。

尚、
int main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
}

  return(0); //mainを閉じるためのお呪い。
の部分を削ってもvscの場合はエラーしませんが、
C++の文法上void型以外は必ず値を返さなければならないとなっていますので、
int main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
  return(0); //mainを閉じるときのお呪い。
}
に必ずする習慣にしてください。

最後に
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << endl;
について説明しましょう。
これは"と"で挟んである内容を黒い画面(コンソール画面といいます)に表示させるものです。
さらに、endlは改行の命令です。
仮に、それをとって
int main() {
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" ;
  return(0); //mainを閉じるときのお呪い。
}
としてCtrl+F5を行うと、
003
となってしまいます。
改行して002
としたいときに
endlを付けます。

coutは<<でいくつでもつなげていけます。
例えば、
023
  cout << "はじめてのC++プログラミング体験" << "は大変面白かった。"<<endl;
とすると、
025となります。


第7話へ 第9話へ
 
002

初心者のための excel 2016 マクロ VBA 入門講義 基礎から応用まで
vc++ C++ c++ 入門 初心者 基礎から応用まで
eclipse c++ 入門
魔方陣 数独で学ぶ VBA 入門

数独のシンプルな解き方・簡単な解法の研究
VB講義へ
VB講義基礎へ
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual C++入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual Basic入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVBA入門講義(基礎から応用まで)
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第1部
eclipse java 入門
java 入門 サイト 基礎から応用まで
本サイトトップへ