第3講 繰り返し処理for文
第7話 2次元for文実行例
実行結果が
1 2 3
4 5 6
となるプログラム例
#include<stdio.h> //prinf()を使えるようにするためにインクルード
int main() {
int i, j; //iとjは制御変数
for (i = 0; i < 2; i++) {
for (j = 0; j < 3; j++) {
printf("%d ", 3*i+j+1);
}
printf("\n");
}
}
1 2 3
4 5 6
を2行3列といいます。
一般には横列も縦列も列といいますが、
数学の世界では横列を行と呼び、縦列を単に列といいます。
プログラミングの世界でも同じです。
さて、コードを
#include<stdio.h> //prinf()を使えるようにするためにインクルード
int main() {
int i, j; //iとjは制御変数
for (i = 0; i < 10; i++) {
for (j = 0; j < 10; j++) {
printf("%d ", 10*i+j+1);
}
printf("\n");
}
}
と変更すると、実行結果は
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
91 92 93 94 95 96 97 98 99 100
となりますが、本当は実行結果を
としたいところですね。
これを簡単に実現するためには第4講で学ぶif文を使わなければなりませんが、
if文を使わないでも実現できます。
皆さん考えてみてください。
結構難しいですから、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
91 92 93 94 95 96 97 98 99 100
と役割を分ければ良いのだということをヒントとして出しておきます。