第2講 変数
第2話 変数の具体例
具体例を見てから説明する方がわかりやすいと思いますので、
最初に具体例を示します。
皆さん、コードを次のように変更してCtrl+F5をしてみてください。
#include<stdio.h> //C言語プログラミングをはじめるためのお呪い。
int main() {
int a; //整数を入れる箱aを用意
printf("はじめてのC言語プログラミング体験\n");
printf("まず、変数から学ぼう!\n");
a = 2; //箱aに2を入れた
printf("%d\n",a); //箱aの中身を表示
return(0); //mainを閉じるためのお呪い。
}
実行結果
int a; //整数を入れる箱aを用意
変数の型宣言といわれるものです。
Visual Basicでは型宣言を省略することが出来ますが、
C言語では型宣言をしないとエラーします。
データを入れる箱を使うときには、
変数の型宣言を行う必要があります。
宣言という言い方するのは、
整数の箱を用意してその箱の名前はaであると宣言するからです。
この宣言によって、aは整数型として約束されたことになります。
つまり、箱aは整数を入れる箱だよというわけです。
今約束という言葉を使いました。
約束という観点からすると、
int a;
は、整数を入れる箱aを定義したと解釈することも出来ます。
定義とは約束するという意味でしたね。
次の行
a = 2; //箱aに2を入れた
では注釈文の通りに、用意した整数専用の箱aに2を入れたのです。
変数に値を入れる操作を代入といいます。
printf("%d\n",a); //箱aの中身を表示
が謎の一文ですよね。
これは、
aの中に入っている整数が%dのところに代入されて表示されているのです。
%dはその値を10進数で表示するように指定しています。
%xとすると、16進数で表示されます。
printf()使い方については、
第2講の最後の話にまとめる予定です。
さて、以上により
が実現されたわけです。
ですから、変数には1mmたりとも難しい内容がないことがおわかりだと思います。
そして、数学の変数もまったく同様なのです。
ただし、代入と=については実は数学とは少し異なります。
これは大事な話ですので、独立した話にします。
第7話あたりで詳しく説明予定です。
今回用意した箱は、整数型の箱でしたが、
文字を入れる箱も用意することが出来ます。
第3話で述べることにしましょう。
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