第7講 箱の住所を代入できる箱(ポインタ)の学習
第5話 ポインタと配列の関係その2
#include<stdio.h>
#include <stdlib.h>
void f();
void g();
int main(){
  f();
  g();
  return(0);
}
void f(){
  int x[5];
  for(int i=0;i<5;i++)x[i]=i+1;
  for(int i=0;i<5;i++)printf("%d ",x[i]);
  printf("\n");
}
void g(){
  int *x=(int *)malloc(sizeof(int)*5);
  for(int i=0;i<5;i++)*(x+i)=i+1;
  for(int i=0;i<5;i++)printf("%d ",*(x+i));
  printf("\n");
}
コピペ用添付ファイル
の実行画面
1 2 3 4 5
1 2 3 4 5

まったく変わりありません。
*xとx[0]
*(x+1)とx[1]
*(x+2)とx[2]
*(x+3)とx[3]
*(x+4)とx[4]
対応しています。
xだとアドレス、*xだとそのアドレスにある箱の中身でした。
x[0]もアドレスがxである箱の中身なのです。

  箱の中身(整数) 箱の住所 
int *xと宣言 *x
int *xと宣言  x[0]


さらに、
void g(){
  int *x=(int *)malloc(sizeof(int)*5);
  for(int i=0;i<5;i++)*(x+i)=i+1;
  for(int i=0;i<5;i++)printf("%d ",x[i]);
  printf("\n");
}
としても変わりません。
これはどういうことなのでしょうか。
ポインタxの先頭アドレスが
w
1000だとすると、i=1のときx+iは1000+1で1001のハズですが、
xがint型のポインタとして宣言されていますので、
コンピュータは、自動的に
i=1のときx+iに対して1000+4
i=2のときx+iに対して1000+8
i=3のときx+iに対して1000+12
i=4のときx+iに対して1000+16
と解釈してくれるのです。
アドレスを収納する変数がポインタですが、
そのアドレスはあくまで先頭アドレスのみです。
int型のポインタの場合、
先頭アドレスを指定すれば、
先頭アドレス以上(先頭アドレス+4)未満が、
割り当てられているメモリ領域と判断してくれるのです。

次話では、2次元配列に対応するポインタについて考えます。

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a


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