while文は次のように使います。
whiel(条件式){
・
・
}
条件式が成り立っている間{}内の命令文を繰り返すのが、
while文です。
while文を使うときに気をつけなければならない点は、
無限ループのコードになっていないかということです。
while文を抜けさせるための命令文が入っていないと、
永遠にwhile文の{ ・・・ }内の諸処理を実行し続けることになって、
プログラムに終わりが来ません。
ループというのは、
回るという意味でした。
無限ループとは、無限に回転してしまうことです。
では、無限ループの例を見せましょう。
#include<stdio.h>
int main(){
int w;
w=0;
while(w<10){
printf("こんにちは\n");
}
printf("プロジェクト終了\n");
return(0); //mainを閉めるときのお呪い
}
無限ループコード
（vba 2016 入門講義第４部より、
参考ダウンロード添付ファイルのような、
内容の分からない記述の仕方はやめて、
添付ファイルの内容が分かるように記述することにしました。
下線がついているファイルが添付ファイルです。
クリックして開いて下さい。）
実行例
こんにちは
こんにちは
こんにちは
こんにちは
こんにちは
こんにちは
・
・
・
（処理をやめさせるには、Eclipse4.6を終了させてください。）
が無限に続いてしまう。
理由はコードを見れば明らかです。
#include<stdio.h>
int main(){
int w;
w=0;
while(w<10){
printf("こんにちは\n");
}
printf("プロジェクト終了\n");
return(0); //mainを閉めるときのお呪い
}
wが10未満なら、ループ処理を続けなさいということになっていますが、
w=0;
以外wに関する命令文がありませんから、
wは何時までたっても0のままです。
ですから、w<10の条件式を満たしてしまい、
永久ループになってしまうわけです。
では、どのようにコードを工夫したら、
10回「こんにちは」を表示して終了させることが出来るでしょうか。
