第7講 配列と2次元ループの学習
第1話 1次元配列
さて、皆さんデータ量が多く、それぞれのデータを保存しておきたいとしたらどうしますか。
保存したいデータが100個あれば変数を100個用意しなければならないでしょうか。
例えば、下のように。
int a;
int b;
int c;
・
・
・
しかし、これでは変数の名前を考えるだけで大変です。
もちろん、
int a1;
int a2
int a3;
・
・
・
int a100;
と変数名を工夫することが出来ますが、どちらにせよ大変です。
そして、根本的な欠陥としてこの変数名だとfor文での処理が出来ません。
両方の問題を解決するのが、この講で学ぶ配列です。
次のように冒頭で変数の宣言を行います。i
int a[100];
冒頭というのは、
これで変数が100個用意されましたし、
for(i=0;i<10;i++){
a[i]=i;
}
のようにfor文での処理、すなわちループ処理が出来るようになります。
それでは、皆さんのようなForm1を用意して、
ビルドして、実行ボタンを押すとのように表示させるプログラムを組んでみましょう。
解答例は、30行下にありますのでプログラミングできたらスクロールして確認しましょう。
解答例は、あくまで解答例であってプログラミングが違っていても上図のように結果が出力されていれば正解です。
プログラミングの場合正解は無数にあるのです。
解答例
#pragma once
int a[10];
・
・
・
private: System::Void button1_Click(System::Object^
sender, System::EventArgs^ e) {
int
i;
String^
w="";
for(i=0;i<10;i++){
a[i]=i;
}
for(i=0;i<10;i++){
w=w+L"
"+a[i].ToString();
}
label1->Text=w;
}
尚、+L" "の記述がなく、w=w+a[i].ToString();であるととなります。
また、int a[9]; の宣言を冒頭でなく、
private: System::Void button1_Click(System::Object^
sender, System::EventArgs^ e) {
・
・
}
の内で行いたいときは、
という宣言方式をとります。
array<変数型>^配列名=gcnew array<変数型>(配列要素数)
gcnewは、新規に作ることを表します。
この宣言方式について、どうしてと疑問をおもちでしょうが、
決まりであると思い、深くは考えないで下さい。
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