第7講 配列と2次元ループの学習
第2話 2次元配列と2次元ループ
今回は2次元配列、2次元ループに挑戦しましょう。
Form1にLabel2を追加して、ビルドして実行ボタンを押すと、
のように数字が配置されるようにしてみます。
プログラムソースは、
#pragma once
int a[10];
int b[10][10];
・
・
・
private: System::Void button1_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^
e) {
int i;
int j;
String^ w="";
for(i=0;i<10;i++){
a[i]=i;
}
for(i=0;i<10;i++){
w=w+L" "+a[i].ToString();
}
label1->Text=w;
w=L"";
for(i=0;i<10;i++){
for(j=0;j<10;j++){
b[i][j]=10*i+j;
}
}
for(i=0;i<10;i++){
for(j=0;j<10;j++){
if(i==0)w=w+L"0"+b[i][j].ToString()+L"
";
if(i>0)w=w+b[i][j].ToString()+L" ";
}
w=w+L"\n";
}
label2->Text=w;
}
です。
int b[10][10];が2次元配列の宣言です。
w=w+L"\n"; の\nは改行せよの命令です。
改行させたいときは w=w+L"\n"; のように書くと覚えて下さい。
for(i=0;i<10;i++){
for(j=0;j<10;j++){
b[i][j]=10*i+j;
}
}
for(i=0;i<10;i++){
for(j=0;j<10;j++){
if(i==0)w=w+L"0"+b[i][j].ToString()+L"
";
if(i>0)w=w+b[i][j].ToString()+L" ";
}
w=w+L"\n";
}
の部分が2次元ループです。動きをレースすると、
となります。iが0の間にjは0から9まで動きます。iが1のときも同様にjは0から9へと動きます。
以下同様にして動いていき、
となるわけです。
では皆さん、プログラムを改良してのように表示させてみましょう。
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