第1講 | 魔方陣って何? |
数独って何?VBAって何? |
第3話 VBAって何?
本講義は、
魔方陣と数独を主な教材に進めるプログラミング入門であるということは、
ご理解頂けたと思いますが、
では、VBAとは何でしょうか。
その答えは、Visual Basic for Applicationsです。
ですから、応用を目的にしたVisual Basicです。
Basicとは、マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツが開発したプログラム言語であり、
C++やJavaが主流になった現在においても、
ビル・ゲイツは愛着を持っているといわれます。
もちろん、いろいろ欠点があってC++やJavaにシェアを握られるようになるわけですが、
Visual Basicになった現在、それらの欠点はすべて解消されています。
Visualとはビジュアルです。
つまり、直感的に操作できるBasicという意味です。
ビル・ゲイツが愛着を持っているために、
マイクロソフト製品のWordやExcelなどのソフトには、
初めからVisual Basic for ApplicationsすなわちVBAが添付されているのです。
はじめてプログラムを学ぶには、言語は何が良いか。
いろいろ、意見があります。
C++やJavaが主流になっているので、C++やJavaと考える人もいます。
ですが、私は初心者が学ぶのに適したツール(正確には開発環境)
としてVBAを推奨したいと思います。
パスカル・C言語・C++・Javaなどのプログラミング言語を学習して、
C++やパスカルに深い愛着を持っている私ですが、
初心者は、VBAから始めるべきだと思っています。
理由は、Excelに初めから添付されていて手軽ですし、
Javaのオブジェクト指向やC言語のポインタなどは、
初心者には難しすぎるからです。
C言語のポインタには確かに魅力がありますが、
C++やJavaが指向するオブジェクト指向がプログラミングに本当に必要なのか、
疑問に思っています。
プログラミングは、
分岐と繰り返しによってどんなに高度な内容でも組めることが証明されていますから、
プログラミングで一番大切なのは、If文とFor文を理解することです。
さらに、もうひとつ挙げるとすれば
プログラムの細胞といえる関数(VBではプロシージャ)を理解することです。
つまり、単位であるプロシージャとIf文とFor文を理解すれば、
プログラミングの骨格は理解できたことになります。
その一番大事な部分をVBAで学ぶことができます。
そして、何よりもExcel VBAの魅力は、プログラミング結果を
エクセルのシートにアウトプットできる点です。
For文、If文が上手くいっているかどうかは、
シートに表の形ではき出すのが一番だからです。
プログラミングの中心は、数を扱うことです。
表計算ソフトエクセルのシートに結果を表出させることは、
プログラミングの学習には適しているといえるでしょう。
また、VBAを学べばマクロの達人になれます。
マクロはVBAで動いているからです。
マクロとは自動処理の意味です。
エクセルで、自動処理の部分を自分で作れるようになれば、
作業は非常に効率的になります。
仕事上に必要に迫られてというのは、
基本的にエクセルのマクロではないでしょうか。
プログラミングを勉強していたら、
エクセルの達人になった!
一石三鳥です。
趣味で魔方陣・数独をやっていたら、
知らない内にプログラミングで必要な基本的手法をすべて身につけ、
エクセルを自在に扱えて、会社の中で頼られる存在になるのですから。
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