第6講 if文を理解しよう
第10話 if文のみによる6段階評価
6段階評価解答例
class z{
public static void main(String args[]){
int a,i;
for(i=0;i<20;i++){
a=(int)(Math.random()*101);
System.out.print (a);
if(a>=80){
System.out.println(":天才級");
}
if(a>=70 && a<80){
System.out.println(":秀才級");
}
if(a>=60 && a<70){
System.out.println(":優秀");
}
if(a>=50 && a<60){
System.out.println(":普通");
}
if(a>=40 && a<50){
System.out.println(":成績やや不良");
}
if(a<40){
if(a<10)System.out.print(" ");
System.out.println(":成績不良");
}
}
}
}
実行画面
if~else文の入れ子式のプログラムコード
class y{
public static void main(String args[]){
int a,i;
for(i=0;i<20;i++){
a=(int)(Math.random()*101);
System.out.print (a);
if(a>=80){
System.out.println(":天才級");
}
else{
if(a>=70){
System.out.println(":秀才級");
}
else{
if(a>=60){
System.out.println(":優秀");
}
else{
if(a>=50){
System.out.println(":普通");
}
else{
if(a>=40){
System.out.println(":成績やや不良");
}
else{
if(a<10)System.out.print(" ");
System.out.println(":成績不良");
}
}
}
}
}
}
}
}
と比べると、ずっとシンプルでわかりやすくなっています。
わかりやすさだと、確かにif文に軍配が上がってしまいますが、
しかし、入れ子式構造はプログラムにおいてはしばしば使うもので、
後で学ぶ関数の再帰的使用はまさにその典型例です。
入れ子式構造によって、プログラムの世界が飛躍的に広くなります。
入れ子式の構造の理解には、if~else文にもよい点があることになります。
if文は一応これで終わりとします。
次講では、for文とif文を組み合わせて
のような自然配列と横合計・縦合計を求めるプログラムを考えてみましょう。
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