第12講 ベクタの学習
第1話 ベクタとは?
配列に似たものとしてベクタがあります。
ベクタの宣言は
vector<int> a(3);
のように行います。すなわち、
vector<変数の型> 変数名(0を含めた添え字数=配列のサイズ)
です。
vector<int> a(3);
の場合は変数の型はint型、変数名(配列名)がa、
配列のサイズです。
配列のサイズが3ですから、
実際に使えるのは、
a[0],a[1],a[2]
です。
ベクタを使うときはvectorを
インクルードしなければなりませんから、
冒頭に
#include<vector>
を入れておきます。
では次の簡単なコードを組んでみましょう。
ベクタは基本的にはC言語では使えませんので、
今回はC++プロジェクトで組んで下さい。
#include<vector>
#include <stdio.h>
using namespace std;
void main(){
vector<int> a(3);
char i;
for(i=0;i<3;i++)a[i]=i+1;
for(i=0;i<3;i++)printf("a[%d]=%d ",i,a[i]);
printf("\n");
}
実行画面
#include <stdio.h>
using namespace std;
void main(){
int a[3];
char i;
for(i=0;i<3;i++)a[i]=i+1;
for(i=0;i<3;i++)printf("a[%d]=%d ",i,a[i]);
printf("\n");
}
と全く同じです。
つまり、ベクタは配列と同様に使えるのです。
では、配列やポインタがあるのに、
なぜわざわざベクタを学ぶのでしょうか。
実は、ベクタには配列やポインタを越える利点があるのです。
配列やポインタにないベクタの長所を説明する前に、
配列とポインタの関係をより深く見てみましょう。
それが第2話のテーマです。
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