第11講 Cプロジェクトを体験しよう!
第2話 printfによるコンソールへの出力

a.cに次のようにコードを入力して、
#include<iostream>
using namespace std;
void main(){
   cout<<"はじめてのCプロジェクト"<<endl;
}
実行するとどうなるでしょうか。
a
s
なんと、
エラーが100個を超えコンパイルが中止されてしまいました。
もちろん、C++プロジェクトであれば何の問題もないコードです。
Cプロジェクトでは、
using namespace std;
は使えません。
また、coutも使えません。
cout(コンソールアウト=コンソールへの表示)を使うために、
#include<iostream>
iostreamファイルをインクルードしていたので、
#include<iostream>
も不要です。
コードを次のように変更して実行して下さい。
#include <stdio.h>
void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト");
}
printfを使うためには、
ヘッダファイルstdio.hをインクルードしておく必要があります。

d
今回は問題なく、コンソールに表示されました。
C言語で、コンソールに表示したいときは
printf("・・・"); を使います。
""の中がそのまま表示されます。
また、コードを次のように変更しましょう。
#include <stdio.h>

void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト\n");
}
stdio.h

すると、実行結果は、
f
です。そうです。coutのendlに相当するものが、
\nです。
これを最後に付けると、
改行してくれるのです。
では、文字としての1ではなく、
数値としての1を表示させるにはどうしたらよいでしょうか。
コードを次のように変更しましょう。
#include <stdio.h>
void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト\n");
   printf("%d",1);
}
実行結果は
g
となります。
printf("%d",1); の働きは、
h
数値が赤い囲いに代入され、
%dによってそれが10進数でコンソールに表示されます。
16進数表示にしたい場合は、
printf("%x",1); です。
16進数表示でも1は1ですから、
#include <stdio.h>
void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト\n");
   printf("%x",10);
}
として、実行してみましょう。
すると、
j
10進数の10は、16進数ではAでした。
さらに、
#include <stdio.h>
void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト\n");
   printf("%x
\n",10);
}
とすると、
k
と改行されていることが分かります。
1文字を出力するときは、
printf("
%c\n",'X');
とします。また、文字列(複数の文字)なら
printf("
%s\n","C言語の学習");
とします。
#include <stdio.h>
void main(){
   printf("はじめてのCプロジェクト\n");
   printf("%s\n","C言語の学習");

}
l

%*によって、いろいろな形式の表示が可能なわけです。
参考までに書いておくと
%d・・・整数を10進数表示
%x・・・整数を16進数表示
%c・・・1文字単位の表示
%s・・・文字列の表示
%f・・・実数型を0.000079などの形で表示
%e・・・実数型を7.890000e-005のように指数で表示
などです。

第1話へ 第3話へ


a

eclipse c++ 入門講義第1部へ

魔方陣 数独で学ぶ V
BA 入門
数独のシンプルな解き方・簡単な解法の研究
VB講義へ
VB講義基礎へ
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual C++入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual Basic入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVBA入門講義(基礎から応用まで)
初心者のための VC++による C言語 C++ 入門 基礎から応用まで第1部
eclipse java 入門
java 入門 サイト 基礎から応用まで
VC++ C言語 C++ 入門 初心者 基礎から応用まで
本サイトトップへ