第５講 関数の学習
第９話 プログラミングの宿痾＝無限ループの回避
宿痾＝無限ループの回避

解答例

#include<iostream>
using namespace std;
void f();
void g();
char c; //cはカウンタ
void main(){
　　 c=0; //cはカウンタ
　　 f();
}
void f(){
　　 cout<<"gさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 c++; //cはカウンタ
　　 if(c<10)g();
}
void g(){
　　 cout<<"fさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 c++; //cはカウンタ
　　 if(c<10)f();
}

10回でぴったりやめるには、if(c<=10)f(); なのかif(c<10)f();
かは迷うところですが、
両方やってみるが、私の処方箋です。
ものを数えるというのは、
案外難しいものです。

今回はカウンタ（数を数える変数）をグローバル変数にしましたが、
引数を用意すれば、
グローバル変数は使う必要がありません。
グローバル変数を用いないプログラムを考えて下さい。
答えは30行下。























グローバル変数を利用しないプログラム例
#include<iostream>
using namespace std;
void f(char c);
void g(char c);
void main(){
　　 f(0);
}
void f(char c){
　　 cout<<"gさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 if(c+1<10)g(c+1);
}
void g(char c){
　　 cout<<"fさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 if(c+1<10)f(c+1);
}

今回もif(c+1<10)f(c+1); かif(c<10)f(c+1);
なのか迷いますよね。
試してみる!
最大の解決法ですよ。

ところで、
#include<iostream>
using namespace std;
void f(char c);
void g(char c);
void main(){
　　 f(0);
}
void f(char c){
　　 cout<<"gさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 if(c+1<10)f(c+1);
}
void g(char c){
　　 cout<<"fさんお仕事お願いします。"<<endl;
　　 if(c+1<10)f(c+1);
}
とうっかりタイピングミスをすると、どうなるでしょうか。

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