第2講 変数の学習
第1話 変数とは?
変数と聞くと、難しそうだなと思う方がいらっしゃるかも知れませんが、
別に難しいものではなく、とても簡単なものです。
変数という名称を使っていても、数学の変数とは違います。
変数とは、文字や数字を入れる箱です。
そして、その箱の名前が変数名です。
前にも申し上げましたが、変数名自体には何の意味もありません。
引っ越しの時に、本などとマジックで書いた段ボールに本を入れて整理しますね。
そのマジックで書いたものに相当するのが変数名です。
段ボールが変数で、マジックで書いた『本』が変数名です。
引っ越しの段ボールに『本』『下着』などと書くのは、
他の箱と区別するためです。
書いておかないと何の箱であるか分からなくなります。
愛犬に『ポチ』と名付けたりしますが、
これは他の犬と区別するためです。
変数名には、他の変数と区別するという以外の意味はないのです。
初心者の方は、
int integer_a;
などと書くとinteger_a自体に意味があると思ってしまいます。
ですから私は初心者の方のための入門講義では、
int a;
と書くべきだと思っています。
aと書けばそこに意味があるとは誰も思いません。
実際に、変数名には意味はないのですからこれで良いのです。
確かに、aでは何の変数であるか、分かりませんが注釈文を使い、
int integer_a;  //aは整数を入れる変数
などとしておけば良いのです。
//の付いた文は注釈文といわれコンピュータは無視するのでしたね。
//aは整数を入れる変数
をあちらこちらにコピペで貼り付けておけば、
何の変数であるか分からなくなる心配はありません。

さて、変数は文字または数字を入れる箱です。
この箱には、タイプ=型があります。
整数を入れる箱、実数を入れる箱、文字を入れる箱などです。

整数を入れる箱を用意する場合
int a;
と書きます。
これは、整数を入れる段ボールを用意して、
マジックでaと段ボールに書き込むことを意味しています。
整数を入れる箱を用意して、その箱の名前をaとするということです。
yy

文字を入れる箱を用意するときは、
string a;
としますが、ただしインクルードファイルstringをインクルードしておく必要があります。
つまりプログラム冒頭に
#include<string>
と記載しておく必要があります。

では、第1講のコードを次のように変更してみましょう。
#include<iostream>
#include<string>
using namespace std;
void main(){
   cout<<"はじめてのeclipse c++"<<endl;//コンソールに表示させる内容
   cout<<1<<endl;
   int a;
   a=2;
   cout<<a<<endl;
   string b;
   b="eclipse c++の学習は楽しい";
   cout<<b<<endl;
}
po
参考ファイル
(コピペするときにはダウンロードして下さい。
下線をクリックするだけでダウンロードが出来ます。)
実行結果はどうなるでしょうか。
予想して下さい。
答えは30行下。





























実行結果
gf


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a

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