第６話 do...while文による末項が指定された値以下である等差数列の和
末項が指定された値以下の最大値の場合の和
を実現するプログラムプログラム例
#include<iostream>
using namespace std;
int f1(int h,int j,int k);
int f2(int h,int j,int k);
int f3(int h,int j,int k);
long f4(int h,int j,int k);
void main(){
int h,j,k,i,w; //hは初項、jは末項が超えない値、kは公差
cout<<"初項は？"<<endl;
scanf("%d",&h);
cout<<"末項が超えない値は？"<<endl;
scanf("%d",&j);
cout<<"公差？"<<endl;
scanf("%d",&k);
cout<<"末項が指定された値以下である等差数列の１乗の和="<<f1(h,j,k)<<endl;
cout<<"末項が指定された値以下である等差数列の２乗の和="<<f2(h,j,k)<<endl;
cout<<"末項が指定された値以下である等差数列の３乗の和="<<f3(h,j,k)<<endl;
cout<<"末項が指定された値以下である等差数列の４乗の和="<<f4(h,j,k)<<endl;
}
int f1(int h,int j,int k){
int i,w;
i=h;
w=0;
do{
w=w+i;
i=i+k;
if(i>j)break;
}while(1);
return(w);
}
int f2(int h,int j,int k){
int i,w;
i=h;
w=0;
do{
w=w+i*i;
i=i+k;
if(i>j)break;
}while(1);
return(w);
}
int f3(int h,int j,int k){
int i,w;
i=h;
w=0;
do{
w=w+i*i;
i=i+k;
if(i>j)break;
}while(1);
return(w);
}
long f4(int h,int j,int k){
int i;
long w;
i=h;
w=0;
do{
w=w+i*i;
i=i+k;
if(i>j)break;
}while(1);
return(w);
}
結局while文でもdo...while文でも、
工夫すればはじめの値から終わりの値以下まで加えていく計算も、
はじめの値から合計の上限値を超えない範囲で加えていく計算も、
実現できます。
ただ、問題によっては前判定であるwhile文よりdo...while文の方が向いている場合もあるということですし、
その逆も言えます。
ですから、問題に応じて使い分ければよいことになります。
では、while文による２次元ループ、do...while文による２次元ループに挑戦しましょう。
それらによって、実行画面が
となるようにプログラミングして下さい。
ただし、mainで
int **x=(int **)malloc(sizeof(int)*5);
for(char i=0;i<5;i++)x[i]=(int *)malloc(sizeof(int)*5);
int **y=(int **)malloc(sizeof(int)*5);
for(char i=0;i<5;i++)y[i]=(int *)malloc(sizeof(int)*5);
２次元配列x[5][5]に相当するものを関数f1に送り、
f1でデータを作り、
2次元配列x[5][5]、y[5][5]を関数f2におくり、
配列xをデータを転置（縦と横を反対にすること）して、
配列yに代入します。
さらに、配列xのデータも配列yのデータも
同じ表示関数hを使い表示させるものとします。
関数ｆ１、関数f2、関数hの2次元ループはすべて
while文またはdo...while文で行って下さい。
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